2014/1/25〜1/26 五島の山旅
2日目
七ツ岳(431.5m)・父ケ岳(460.4m)
 NO1
 
▲縦走路から見る父ケ岳
 2014年1月26日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:午前時20分(自宅)
   6時40分発ソニックにてJR下曽根駅→7時47分博多駅着→8時00分発博多駅発地下鉄
   8時5分福岡空港着→第一ターミナル徒歩5分   
 ■メンバー:家内と2名

  
 前日(鬼岳・箕岳・大瀬山へ)
 九州百名山地図帳(山と渓谷社編)にこの七ツ岳(「ななんだけ」とも読むらしい)が登場する理由は、なんと言っても鋸歯状の峰が連なるその姿であろう。本の解説には「花崗斑岩(かこうはんがん)のホルンフェルスでできた岩峰・・・・」とあるがホルンフェルスは変成岩の一種らしくマグマの熱で変成されてできた変成岩のことらしい。んー難しい。
 朝食を済ませチェックアウトをして約1時間かけて登山口である七ツ岳口まで走る。
 駐車場にはトイレもあって登山口には草づみ地蔵堂の門がある。すぐにお堂かと思ったら小屋となっていたので中を覗くと畳が敷かれてお地蔵さんが数体祭られていた。やっぱりお堂なのだ。
 階段状の斜面を上がると尾根に取り付き尾根歩きが始まる。高度を上げてゆくと岩場が現れてくる。気温は昨日よりもぐっと下がったように感じる。
 アップダウンを繰り返し、岩場を何度かよじ登って七ツ岳頂上に着く。頂上は360度の展望だが狭いので立っていると風で吹き飛ばされそうなので早々に先に進む。
 狭いヤセ尾根は西側が切れ落ちていて風も強いので余計に怖さを感じる。樹林帯に入り降下して行くと風も弱まる。目の前に尖った岩峰が見えてくる。これ登れるの?と自問自答しながら進む。心配していたがいつのまにかその頂きに立つ。強風は遠慮せず、吹き付けてくる。
 この岩峰に文字の無い道標が直角にルートを示している。地図を広げると ここから東に支尾根が伸びていてそれを回り込むように主尾根(北西)が伸びている。要するに右に曲がって左に曲がることになる。
 七嶽神社奥殿と書かれた道標がある。ちゃんと迷いやすいところにはしっかりと道標があるようだ。両側が切れ落ちた急斜面は周りに木がなく頼る物がない。しかも風が強いので用心のためしゃがんだ格好で滑るように降る。 降り切ると予想通り道標があって左にルートを示している。アップダウンは続き長い降りが続くと328mのピークらしい場所に着く。父ケ岳(ててがたけ)はまだまだ遠い。
 再び長い降りを経て鞍部に着く。道標は工事中だが西側に道があるので寺脇分岐だとわかる。
 時間、体力ともに問題ないのでこのまま五島列島最高峰の父ケ岳を目指す。とは言え、距離的には未だ半分である。ここからはヤセ尾根や岩場はなくなる。樹林帯と植林帯が続きやや飽きてしまう。
 354m、328mのピークらしき場所を順調に進み、道が切れて窪んだような場所には赤テープが木に巻いてあって西側に踏み跡がある。きっと林道へ出る道であろう。(結局、家内の意見もあって帰路はここから降ることになる)
 ようやく山頂の下の鞍部に着くが、かなり疲れた。道標は未だ文字が無いが、西側に道があって「頓泊」と書かれた道標(ビニルで包んだ)でがある。地図を広げてみるがわからない。帰宅して調べると玉之浦町頓泊(とんとまり)と言う海水浴場がある場所で父ケ岳から真西になる。地図には登山道が記載されていないがきっと道があるのだろう。
 小休憩をしていよいよ最後の上りである。次ページへ
 
今回のコース(クリックで拡大)
朝食は6時50分から
七ツ岳口 案内板は作成中のようだ(8:00)
草づみ地蔵堂とある 湧水?達筆です 七嶽登山杖小屋とあるが中にはお地蔵さんがある
階段状の急斜面を少し登る 尾根に取り付く 尾根歩きが始まる
結構きついぞ 奇木がある 粘土質に見える石
高度を上げてゆく 岩場が現れてきた 一つ目のピークを超えてきたようだ
七ツ岳頂上部が見えてきた 痩せた尾根には石がゴロゴロ 父ケ岳・・・遠いなぁ
結構登って来たようだ 岩場でポーズ 高度感あるね
振り返る 岩場をクリアして また岩場
結構面白いが風が強い かなり来たな アップダウンが多い
風が強いので注意 七ツ岳頂上にて(9:00) 今歩いて来た稜線を見る
眺めは最高だ(三等三角点) ちょっと霞んでいるが・・・ 左が切れ落ちているので危ない
とにかく風が強いので速やかに移動 ここもピーク? アセビのようだ
この岩山登るのか?(奥に父ケ岳) 転ばないように慎重に 岩場を登る
振り返ると急峻な峰々 この岩場をよじ登って ピークだ(9:26)
ここから北東に尾根が伸びている ひえー父ケ岳は遠い 道標と杭がある(9:27)
この下りが一番怖かった 北東に伸びる尾根 ここから北西に折れ進む(9:35)
ひぇ〜 覗いてみた ピーク 岩場を降る
岩尾根歩きは景色が楽しめる もしかして328mのピークかな(10:02) 父ケ岳はまだ遠い
降りは注意 道標は工事中だが寺脇分岐のようだ(10:15) 急斜面を登る
ピーク(10:33) なだらかな道 354mのピークか(10:38)
突き刺さったような岩 歩きやすい 未だ文字が書かれていない道標
もしかして328mのピーク?(10:52) いやきつい斜面だ 杉林になった
     
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