2013/1/20 長崎の山(郡岳八郎岳
 NO2.八郎岳(589.8m)
農園P〜登山口〜八郎岳頂上〜熊ケ岳分岐〜小八郎岳〜千々峠〜農園P
 前ページから(郡岳)
 
腰の痛みは車の運転に一番影響するようで郡岳からの移動においてつくづく感じる。
 郡岳からの移動ルートは、大村I.Cから再び長崎自動車道にて長崎I.Cで降り、国道499号線を南下し、平山バス停の脇道を山手に進むと墓地があって登山口と標識がある。駐車スペースはその先の農園駐車場に停めさせていただいた。(後日、ここは登山者は停めていけないような記述がネットにあった)
 11時50分、登山口まで少し降り、墓地の中へと階段を上がる。横の舗装道は、サイクリングロードだということだ。墓地の奥に行くと竹林となり、すぐに自然林の登山道となった。勾配医が急になると植林帯に入り、再びなだらかになると自然林の中をいつのまにか歩いていた。勾配はさらにきつくなる。登りつめると尾根は狭くなり標識が見える。竿浦への分岐点でもある。「はちろう ようこそ」と書かれたケルンがとても和やかで良い。きっと地元の山好きな方が造られたのであろう。後ろから声が聞こえてきた。男の子と父親のようだ。元気がよく。私たちを抜かして行った。「山頂800mまだまだ」と標識がある。『え?未だ800mもあるの・・・結構あるな』と家内と言葉を交わす。道は狭くなり勾配も相変わらずきつい。神社への道が分かれていたが、立ち寄る元気もないのでそのまま真っすぐ山頂を目指す。
 13時15分、青空が広がる山頂に着く。山頂は広く素晴らしい展望である。テントを片づける赤ちゃん連れのファミリーがいる。まさか昨夜ここでキャンプをしたのかすごく気になったので聞いてみたら今朝来て風避けでテントを張っていたとのこと。そうだろうね
 昼食は遅くなったが、ここで摂ることに。それにしても天候に恵まれて気持がよい。腰の痛みも忘れてしまうほどだ。
 山頂で展望と食事を楽しんで次は小八郎岳を目指す、。山頂から西へと尾根を進むとすぐに熊ケ峰小八郎岳の分岐があるので右に折れる。しばらく降りだ。道標にぶつかると小八郎岳の下を巻いて千々峠へと行く道と分かれるが、もちろん小八郎岳へと進む。斜面のわずかに削ったような危なかしい道を行くと広い場所場所に出る。道標の通り、急斜面の尾根を進む。すぐに青空が広がる小八郎岳頂上に出る。灌木の狭い山頂ではあるが、なぜか落ち着く頂上である。(あくまでも私の感じた気持)ここからは八郎岳の山頂が良く見える。人の姿も見えるので声を出せば聞こえるかもしれない。下山はそのまま真っすぐ灌木帯を降る。青空の中、とても気持ちの良い歩きが楽しめた。千々峠乙女峠とも言うと聞いたがここにきてなんとなくそんな雰囲気があるのを感じる。少し不思議な山でもある。ここから道標の通り。平山町方面へと降る。途中から登山道は一変してガレバとなる。正面から蛍光色のベストを着た人が登ってきたがパトロールなのか。沢を横断すると小さな滝がある。その傍に石積みの橋のミニチュアが造られていて「歩行禁止」とある。ジョークなのか本気なのか私にはわからないが変わったケルンと言い、何か暖かい感じがする。滝を過ぎると小さな石積みが壁のようになっている。これは結構昔の物で段々畑だったのかもしれない。登山口のような標識が見えると車が通れる林道らしき道に出た。しばらく行くと舗装道となり、車を停めさせていただいた農園駐車場に着く。15時20分、無事下山。面白い山であった。腰は痛いが今日も1日楽しませていただき山に自然に感謝である。また、農園駐車場に停めさせていただきおかげで楽しい登山ができました。長崎市民の皆さまありがとうございました。
<コースタイム>
 P-(5分)-登山口-(40分)-竿浦町への分岐-(40分)-山頂-(5分)-熊ケ峰分岐-(25分)-小八郎岳-(20分)-千々峠-(40分)-車道-(10分)-P
※休憩時間含まず。全行程で約3時間半でした。
  
今回のコース(クリックで拡大)
農園駐車場に停めさせていただく
登山口(墓地のところに案内板)
墓地の横を歩く(舗装道はサイクリングロード) 竹林を抜ける 広い登山道にある
植林帯の斜面を喘ぐ 自然林は気持ち良い 水が溜まっていて面白い
急斜面を喘ぐ 尾根が細くなる(竿浦町への標識) 石畳のようだ
「はちろう ようこそ」・・・何か暖かい 結構長い道のり 「山頂800m まだまだ」とある
山頂まで300m」過ぎたところ 草住神社 山頂までもう一息
ついに頂上! 絶景だ 城山(350m)を背に
腰は未だ痛い 小八郎岳へと 熊ケ峰との分岐
余裕があるね 猪のぬた場 小八郎岳へ(右は千々峠への巻道)
結構危険 小八郎岳へ(頂上まで5分) 急斜面を喘ぐ
山頂に出る 小八郎岳頂上 八郎岳頂上が良く見える
 仲良く  真っ直ぐ千々峠へ  明るい登山道
 巻道との合流点 青空が広がる   椿の花が咲いていた
 ここが千々峠  平山町方面へ  少々歩きづらい
 りっぱな木に見とれる 石が多い  小さな沢を横断
  2つの小さな滝がある 石を組み上げている 
 登山口 車道を降る  出発点が見えてきた 
車に乗り帰路につく
 農園駐車場の案内図   国道から八郎岳を望む 
女神大橋  大村SAでチャンポン  大村湾の夕陽 
   
   
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