2016/8/20〜21 白山 はくさん(2702m)
2日目(No2)
室堂-観光新道-別当出合
 ▲観光新道の尾根(登山者が見える)
▲白山釈迦岳 
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 見晴らしの良い尾根歩きは、気持ちが良い。露岩もあるので今までと違った風景である。目の前に裾野を広げた荒々しい白山釈迦岳(はくさんしゃかだけが見える。
 大きな石が重なり合っている仙人窟(せんにんいわや)をくぐる。やはりこのような見どころがあるので観光新道と名がついたのか・・・。
 登山道はぐんぐんと高度を下げ、やがて石畳の道になる。昨日歩いた道から見た砂防ダムを見下ろせる。
 市ノ瀬への分岐から尾根を外れる。道標には市ノ瀬まで6.1Kmとある。また「白山禅定道」とある。帰宅後調べたら禅定道(ぜんじょうどう)とは、禅頂(山頂)に登ぼるまでの山道のことで修業の道だとのこと。
 この分岐からが意外に長く感じる。石ころの多い道は濡れて滑りやすい。膝を痛めやすいので注意だ。明るくなだらかな道から薄暗い森林になると出発地点でもある別当出合に着く。ここまで来ると暑さを増す。頭から水をかぶっているとバスが来ていて慌ただしく乗車する。するとたちまち満車になって別当出合を後にする。
 市ノ瀬に到着した私たちは、荷物を整理してビジターセンターの前の白山温泉で汗を流し、ノンアルコールビールを飲んで帰路に着く。運転手は5人なので本当に楽だ。
 この二日間共に行動させていただいたメンバーに感謝。そしてその出合いに感謝。
 嫌な顔ひとつせず留守番をしてくれた家内に感謝。山に自然に感謝!!
  ■コースタイム
 室堂-(25分)-黒ボコ岩-(50分)-殿ケ池避難小屋-(45分)-仙人窟-(35分)-別当分岐-(60分)-別当出合※休憩時間は含まず.全行程で約4時間。距離5.7km 標高差1198m
仙人窟(08:52)
シラタマノキが多い
ゴゼンタチバナの実 草木を避け、平らな道を行く 赤い実がきれいです
ハクサンシャジン(白山沙参)キキョウ科 アップで 岩場を下る
アザミがきれいだ 周りは笹 昨日歩いた砂防新道側を見る
石畳の登山で休憩 砂防ダムが見える リンドウも開花した
再び歩き出す 別当分岐(09:29) 急な斜面は滑りやすい
ツルニンジン 石ころが多い 笹の中を掻き分ける
赤いアジサイ 青いアジサイ 平坦になる
ヤマハッカ 倒れかかった巨木 巨樹が多い
アキギリがたくさんある 別当出合に無事下山(10:39) バスが来た
ありがとう
市ノ瀬に着く(11:15) 白山温泉で汗を流す
   
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