西山(644.6m)〜犬鳴山(583.7m)
2017年12月3日
親水公園-薦野峠-西山-薦野峠-番兵跡-椿峠-猪野岐れ-犬鳴山頂上-ダム湖道路-親水公園
 平成29年12月3日(日)天気晴れ
 ■出発時間:AM7時00分 北九州市小倉南区下曽根付近
 ■メンバー:H氏、Y氏と3名
 来年はいよいよ戌年である。「いよいよ」と表現したのは、私の5回目の回り歳ですなわち60歳の還暦であるためだ。還暦は、60通りの干支が一回りするため生まれ年に戻るので赤いちゃんちゃんこなどを着るらしい。もう一度人生のやり直しができるわけではないが、一から気を入れなおして新しいことにチャレンジも良いかもしれない。そう、生まれ変わったと考え、思い切ったことをしてみよう。と心の奥では髪の毛が増えないか祈る自分がいる。
 さて「犬」の名がつく山と言えば、
福岡県には、犬ケ岳犬鳴山がある。他にもあるかもしれないが、私の知っている限りでは、この2座である。
 
犬鳴山は過去3度歩いたことがあるが、2008年の大雪で本来の登山道が通れなくルートが変わったと耳にしていた。※2006年3月4日の日記へ
 今回、アタック山の会の新年登山で
犬鳴山を歩くことにしたが、ルートの確認が必要となり下見をすることにした。
 コースは
西山を含めた周回コースを歩くことにしたが、車一台で来たのでダム湖の舗装道を約4km歩くことになる。
 スタート地点は、ダムの入り口(
司書橋)から一方通行の車道をダムの北奥に進むと親水公園がある。駐車スペースとトイレもあるのでここから歩き始める。
 車道から登山道に入るが、しばらくして雪害のすごさを目の当たりにする。幸い、登山道は復活していて特に迷うこともなく
薦野峠(こものとうげ)に着き、急登を経て西山(別名「鮎坂山」)に着いたらしばらく展望を楽しむ。西山の頂上は、防衛省用地のため立入禁止となっているが、ではなぜ鮎坂山(西山)の案内や登山道があるのか、少々不思議である。
 しかし、山の会の山行となれば、立入禁止となっている場所に踏み込むことはできない。
 せっかくだが、パスすることにしよう。
薦野峠から犬鳴山への道程は、とにかく長い。小さなアップダウンとは言え、結構手ごわい。それと展望があまりないため、少々飽きる道である。また、道がたくさんあってそれがわかりづらくしている。元々の昔からの登山道以外に道を造っているようだが、それに惑わされてしまう。
 今回は、
猪野越より左に巻く道が正規の道だったが、直登してしまった。もっともバイク3台とすれ違ったが、彼らが残したタイヤ跡が踏み跡に見えたのかもしれない。(全く予想外で登山道をバイクが走って行った)
 間違って登ったピークで食事をして正規の登山道に戻り、今度は直登しなければいけないところを巻道を進んでしまい、やっぱり下見に来てよかったと考えさせられる。
 
犬鳴山頂上から初めての下山ルートは車道に出る直前が、最も危険でまともな道ではなかった。登山口の標識があるのだが、これが下山口だったら少々怒りとなるかも。(笑い)
 かなりハードな山行で疲れたが、今日も山に自然に仲間に感謝!! 
 ■コースタイム
 親水公園-(30分)-登山道-(45分)-薦野峠-(20分)-西山-(20分)-薦野峠-(30分)番兵跡-(35分)-椿峠-(45分)-猪野越-(55分)-犬鳴山-(50分)-ダム車道-(46分)-親水公園
※休憩時間含まず。全行程で7時間かかりました。
距離13.5km、標高差422m 
今回のコース(クリックで拡大)
親水公園(7:48)
出発(8:04)
ダム湖周回路から山手に伸びる道へ 犬鳴別館跡へのゲート(8:15) 一級河川犬鳴川の起点付近(8:19)
すぐに登山道入口 植林帯の谷間を進む 2008年の雪害で通行止めだったが通れるようになった
銀杏の落ち葉の道 背の高い木が多い 川原を進む
住居跡のような場所 大きな杉の木だ ひぇ〜倒木だらけ
犬鳴川源流の碑が・・・・・・ 「切るの大変だったろう」と話しながら進む 雪の力はすごい
こもの峠へ(8:54) 谷を詰める 振り返ると雪害の爪跡が見れる
急斜面が終わり斜めに峠へ 薦野峠(9:05) 清水道とあるが
西山へ 急登する でかい
少し降る 古木に見とれる 舗装道に出る
西山頂上にて(9:28) 玄界灘が見渡せる 山頂は、自衛隊の施設で基本的に立入禁止
往路を戻る 薦野峠から縦走路を歩く(9:53) 植林帯の中を進む
ヤセ尾根を通過 落ち葉が気持ち良い 巨樹も多い
番兵跡(10:23) 鉄塔(10:44) 鉄塔の周りは展望がある
鹿見岐れ(10:54) アップダウンを繰り返す 明るい樹林帯は気持ちが良い
椿峠(11:01) 登りがきつい 真っすぐ行きそうになるが、しっかり目印がある
松の木が続く 細い尾根歩き 結構頼りになる道標
雑木林の明るい登山道は快適 落ち葉の絨毯 展望はほぼない
きれいです ミツバツツジの群生地とある 古い奇木
猪野越(11:46) 直登してしまうが本当は左に登山道があったようだ こりゃきついわ
ピークで食事(12:15-12:25) 正規ルートに戻る(12:30) ここは直登すべきだった
林道に出た(12:41) 振り返ると道標、やはり巻道を来たみたい しばらく林道を歩く
鞍部が取りつき点(12:48) 緩やかな上り おなじみ「人吉のかめさん」だ!
大木の横を通過 最後の急斜面 犬鳴山頂上(13:07)
東側のみ展望がある 山頂を後に(13:12) 急降下
 左はダム堰堤へ(13:17) 尾根沿いに歩く   尾根から谷へと降る
新しいルートなのでわかりづらい 登山口とある(14:01) 黄葉がきれいだ
 約4kmほど舗装道を歩く 紅葉も終わりだ 無事スタート地点(14:47) 
   
山日記トップへ