2011/01/10 大箆柄岳(おおのがらだけ1236.4m)
垂桜登山口〜杖捨祠〜頂上〜杖捨祠〜垂桜登山口
 
鹿児島県大隅半島の山々3日目(最終日)
▲途中の岩場から見た桜島(手前は七岳) 
▲山頂から桜島を見る 
 2011年1月10日(月)祝日 天気晴れ 
 遊山歩1月度例会登山の3日目最終日は、大隅半島最高峰である大箆柄岳(おおのがらだけ)である。大箆柄岳は高隈山(たかくまやま)の最高峰でもあり御岳(おんたけ)横岳など1000mを超える峰々が7座連なっている。昨日は稲尾岳から垂水市にある国立大隅青少年の家まで移動し宿泊した。稲尾岳の下山が予定より遅くなり、宿に着いたのは午後6時を過ぎていたが食事をして入浴もできた。今朝は青少年自然の家の朝の集いに参加し、朝食を済ませ午前8時に出発した。天気は良さそうだ。
<アクセス>
 国道220号線から県道71号線を西に進み田地明バス停より右に入る垂桜集落に入ると大箆柄岳登山口と書かれた案内札があるのでそれに従って進むと大野原林道に入る。狭く離合しづらく悪路が4kmほど続き、左にカーブする場所の左手に登山口がある。駐車スペースはその前に3〜4台程度置けるが、Uターン場所でもあるので駐車のし方には注意が必要だ。
<コース詳細>
 登山口から樹林帯のなだらかな尾根道をしばらく気持ちよく歩きます。「沢水呑場400m」の分岐標識を見て鞍部を過ぎると左が切れた山腹の道となり、3合目の道標を見て急勾配となり、上が開けて岩上に飛び出ると5合目です。ここからは、薩摩半島桜島などが遠望できます。小休憩をして再び樹林帯の急斜面を喘ぎます。この辺りから雪で滑りやすくなったのでアイゼンを装着しました。7合目を過ぎ、杖捨祠あたりから緩やかな稜線歩きとなります。スズタケが多くなると雪の重みで倒れて道を塞ぎ、まともに歩けなくなりました。雪を払ったりしてふぅふぅ言いながら進みます。それでも見事な樹氷に疲れも吹き飛びます。山頂手前のさらに見事な景観に感動しながら頂上に到着です。山頂からの展望も見事で遠くに開聞岳も見えます。山頂で昼食を済ませ、出発ですが、予定では小箆柄岳を経てスマン峠へと縦走する予定でしたが、この先トレースがなくスズタケが道を塞ぎ、まともに歩けそうにないため往路を引き返すことにしました。
<桜島>
 帰路は垂水港から国道を海岸沿いに桜島を見ながらの旅となり、今まで鹿児島市からしか見たことがなかったので桜島のその雄大さに感動しました。道の駅「たるみず」では、海岸沿いに足湯があり、桜島を眺めながらお湯に浸かることができます。
<まとめ>
 鹿児島に来てこれだけの雪のある山行になるとは思っていませんでした。特に大箆柄岳の樹氷には驚きました。最後に何よりもこの3日間、思う存分楽しめたのは山仲間の皆さんのおかげだと感謝です。また今回計画から段取りを全てしていただいたMORIさんにはずいぶんとご苦労をおかけしたことと思います。 感謝です。
朝の集い
天気は良さそうだ
朝食もバイキング 登山口 登山口前の駐車スペース
巨木を見上げるメンバー 気持ちの良いコースである 沢水呑場400mとあるが・・・・
3合目 勾配がきつくなり雪も 5合目
大きな岩は自然の展望所 滑らないように MORIさん撮影
 
▲岩の上から180度のパノラマ(右手に桜島) 
雪が深くなってきた 7合目 樹氷だ!
いやー素晴らしい 青空に映える 笹が雪の重みで倒れている
杖捨祠(つえすて) レンズが曇ってしまう
顔が隠れてますよ(信ちゃんだんなこと俊ちゃん撮影) 樹氷が降り積もる 登山道も埋もれている
 こんな場所が続く    山頂が見える
 
▲山頂の樹氷 
 全員で  桜島をバックに 昼食中 
 
大箆柄岳山頂から高隈山の峰々を見る(左奥が御岳、その右の尖った峰が妻岳)
 下山は往路を戻る  5合目の岩上でくつろぐカラス(MORIさん撮影) さ、降りるよ 
無事下山  林道から大箆柄岳  
 道の駅「たるみず」  なんじゃこりゃ・・・灰をかぶっている ブーゲンビリアだった 
いやー楽しかった
END 
 
宮原SAで夕食・・・・久々に脂っこい     
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