2007/1/7 金辺峠満金尾根〜焼立山(759m)〜福智山(901m)〜頂吉分れ〜頂吉林道〜金辺峠
No1
2007年1月7日 天気 曇りのち晴れ
遊山歩の新年登山は、脊振・金山往復の予定でしたが、天候の具合で変更になりました。リーダのMORIさんが最近歩いてよかったと言う金満尾根を行くことになりました。MORIさんが計画したのは、北九州市と田川の境にある金辺峠(きべ)より金満尾根を歩き、福智山と牛斬山の縦走道へ出て福智山を目指し、牛斬山を経て採銅所駅に降るという非常にロングランで過酷な道程でした。しかし、メンバーは正月の飲み食いの疲れで思ったよりバテ気味だったので頂吉分かれから頂吉林道に出て出発地点である金辺峠に戻ることにしました。
天候は心配していたものの、やはり日頃の行いが良いせいか、福智・牛斬縦走道の防火帯に出る頃には、雲が東の空に追いやられて太陽が空に広がり始めました。防寒着をしこたま持ってきましたが、着ることもなく、むしろ汗が出て、水の量も不足するぐらいでした。コースも迷うことなく、意外とはっきりしていました。(登山口がわかりにくいかも)但し、きちんとした道標はなく、登山者が木に彫ったり(あまりよろしくないが)しているので確認はできると思います。
▼参考ルート図(赤い線が今回の歩いた道程の一部です。かなりいい加減なのでルートの概要として参考にしてください)
▲頂吉分かれより福智山を往復し、帰路は山ノ神川沿いに上頂吉林道を行き車道を歩き国道を横断し出発地点に戻りました

<アクセス>

小倉方面から国道322号線を田川方面へ、金辺トンネル入り口手前の左手に土処分場への道(旧道)があるので左折し、突き当たると手前に数台の駐車スペースがある。(但し平日は作業しているようなので駐車は無理かもしれません)
<コース詳細>
駐車した場所は、旧道でまっすぐ行くと旧金辺トンネルに行ってしまいますので手前左手の脇道を入ります。(道標はありません。)すぐに「竜ケ鼻登山口」と書かれた小さな標識があります。その先右手に金満尾根への登山口があります。見上げると「此処より田川」と彫られた石柱があります。いきなり急登です。鉄塔を2つ過ぎると登山口から約40分で「海老野城跡」に出ます。かなり狭い場所なのでこの城の役割が何だったのか考えてみても面白いかもしれません。衣類調整をして少し下ると赤い鉄塔に出ます。なだらかな道を歩いて展望所と書かれた札があります。あまり視界が良いとは言えませんが、竜ケ鼻が見えます。さらに進み急降下すると頂吉峠(かぐめよし)と木に彫られています。少し行くと木の札には「こもれび分かれ」とあり、採銅所への分岐のようです。しばらくアップダウンし、松林を行き鞍部に出ると「満干越(みちひ)」です。道は次第にヤセ尾根となり急登となり、しばらく会話も途切れます。10分ほど喘いで登るとピークです。小休憩してしばらく行くと背の高さの岩がたくさんある「修験者の岩」を通ります。この岩場の終わる所の右手に「修験窟」とあるので立ち寄ります。そのまま進むと元の道に戻ります。高度を上げ三角点を過ぎ急に開けたら牛斬・福智山従走路に出ます。左に下ると牛斬山方面で右に上ると福智山方面です。右に上りますが、すぐに左に焼立山山頂ですので寄ります。そしてよいよ福智山を目指します。赤牟田の辻から念仏坂と言われる坂を急降下し、アップダウンして右手(東側)に頂吉分かれを見て焼立山から約80分で福智山山頂です。天気は回復したものの風が強く、集合写真を済ませ四畳半岩と呼ばれる岩を風除けにして昼食にしました。ここで帰路の予定が変更となり頂吉分かれより林道を下山することになりました。
金辺トンネル手前の旧道への入り口
3〜4台の駐車スペース
竜ケ鼻登山口(足元に小さな表示) 島村志津摩の碑の反対側より いきなり急登
海老野城跡 海老野城跡 赤い鉄塔
MORIさんがコブコブの木と命名 展望所とあるが・・・・ かなり降る
カグメヨシ峠と彫られている こもれび分かれ 松林を行く
満干越 急登 修験者の岩
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