2015/1/25  焼立山(791m)
 金満尾根から焼立山へ
駐車場-こもれび渓谷口-満干越-滝-金満山-赤牟田の辻-こもれび渓谷口-駐車場
▲焼立山から福智山を望む
平成27年1月25日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:午前7時30分(小倉南区葛原) 8時10分(JR採銅所駅) 
 ■メンバー:男性6名 女性8名 計14名
 「金満尾根」これを「きんまんおね」と呼ぶか「かねみつおね」と呼ぶか・・・・。山の会のメンバーは金が満杯で縁起が良いので「きんまんおね」と呼ぼうと意見が一致する。
 この尾根は金辺峠(きべとうげ)から満干越(みちひこし)を経て金満山(かねみつやま)に続くが国土地理院の地形図には「金辺峠」以外の名は出てこない。
 登山道を開いた方達が名を付けた場所もあるようだ。
 それはともかく、以前(2007年1月)に比べ本当に道標もしっかりして整備されたので迷うこともないであろう。
 アタック山の会の今年の新年会は、私の九州百名山完登祝いを兼ねて別の日にしてくれた。
 今日は新年登山であるが、下山後の一杯は帰宅後となる。近場なので本当はパーッと行きたいところだが・・・・・。
 さて日頃の行いが良く、天気はすこぶる良い。金満尾根は、まず松の木が多く、落ち葉がきれいだ。滝も見ごたえあるし、石灰岩の岩場は不思議な世界である。灌木帯、樹林帯を抜け広い防火帯に飛び出ると青空が広がって気持良い。
 焼立山と思っていた場所に来るといつのまにか「赤牟田の辻」となっていて某山の会が「ここは焼立山ではありません」と詳細を記載したシートが掛かっていた。
 じゃー焼立山はどこ?・・・・と正面を見るとピークが見えるが私の記憶では向こうが「赤牟田の辻」だったはず。ま、時間も早いので「あそこまで行こう!」と皆に声をかけた。
 旧赤牟田の辻は、焼立山の木札が立っていた。そこからは福智山が見える。反対に下る坂は
念仏坂である。
 福智山を眺めながら昼食しているといい臭いが・・・・隣のパーティがホルモン鍋を始めた。
 臭いだけいただき、下山開始。
 帰路は縦走路を南に降り、途中から鮎返新道へと谷間を降る。往路は「尾根」、帰路は「谷」と言うことである。そのため全く違う景観を見ながら歩ける。と言っても植林帯が続くので少々飽きてしま人もいたようであるが。
 ところで当会メンバー唯一30代のU氏が珍しいシダを2種類も見つけてこれは大発見だと聞かされた。言われなければ全く気がつかなかった。良く見ると本当に見たことがないシダであった。
 無事に下山して採銅所駅で解散。今日も自然に、山に、地元の人に、仲間に感謝である。
■コースタイム
 駐車場-(30分)-尾根-(6分)-満干越-(15分)-滝-(40分)-金満山-(50分)-赤牟田の辻-(15分)-焼立山-(20分)-鮎返新道入口-(23分)-兵頭岩-(45分)-駐車場 ※休憩時間は含めず。全行程で5時間10分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
駐車場にて準備体操(8:30)
ミツマタの蕾が膨らんできた
林道を歩く こもれび分かれから丸太を渡る 杉林の中を急登する
金満尾根に取り付く(9:06) 大きな二股の松の木だ 巨木に驚く
カゴノキが多い 満干越(9:13) イノシシのヌタ場
とてもきれいな登山道である 滝を見に右へ(9:23) 道は狭いので注意
まずは奥の絹糸の滝(9:29) 滝つぼの前に皆集まる 吉原ノ滑滝
滝の上部 ショートカットで尾根へ(9:49) 見返りの坂と名づけられている
この木(右)もでかい 修験者の岩道 秋峰入道とある
金満山525.08m(10:22) 岩場は未だ続く 別名オニシバリ(ジンチョウゲ科)
恐竜の背みたいだ でかいコブ 潅木帯になってきた
幹周り1.2mもあるユズリハ 気持ち良い登山道だ 最後の上り
福智山の縦走路に飛び出す 防火帯を福智山方面へ 赤牟田の辻(11:19)昔はここが焼立山だった
あそこが焼立山か! 再び防火帯を 焼立山で福智山を見ながら昼食(11:40)
焼立山にて 下山開始(12:16) 焼立山を背にして
かなり降る 鮎返新道とある(12:38) いきなりハード
杉の植林帯を降る 兵頭岩とある(13:01) 沢沿いに歩く
渡渉中 林道歩き スタート地点はすぐ(13:40)
お疲れ様でした
珍しいアマクサシダ こちらはハカタシダ
     
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