2011/12/23 土器山(429.9m)と金立山(501.8m)
NO1.土器山(かわらけやま)
 ▲御神体の巨岩の上に登らせていただいた
2011年12月23日(金)天皇誕生日  天気 曇り時々晴れ
 土曜日を休めば3連休となり、遠方へ行くことも可能だがここのところ土曜日は仕事が入る。いや仕事がなくても落ち着いて休めない。家内も両親の世話もあるので連泊が難しい。やはり日帰り登山となってしまうが、同じ山でも四季を通じて歩けば、また違った楽しみもある。と自問自答しながら、それでもやっぱり初めての山は良いものだ。何しろどんな風景に出会うか、どんなルートなのか、スリルもある。今回は佐賀県はもっとも福岡に近い山を二座選んだ。一つは土器山である。読みは「かわらけやま」と読むようだ。また、八天神社があることから別名で「八天山」とも呼ばれているそうだ。山名も面白いが、山頂付近の奇岩にも驚く。特に御神体として崇められていた巨岩には圧倒される。これだけを見に来ても価値がある。なお、御神体の上部に立つのはどうかと思ったが、祀られていた上宮の前でお参りをして許可?をもらい、登らせていただいた。
■出発時間:AM7時自宅
■メンバー:家内と2人
九州道から長崎道へと進み東脊振I.Cで降りる。料金は通勤割なのか半額で済んだ。国道は中副交差点を右折し地方道31号線を長崎方面と走る。JAさが仁比山(にいやま)を過ぎて飯町交差点を右折し井上製麺の手前を左折し、山王橋を渡ると左に「神埼温泉」とある。ガイドブックでは健康保養センター「かんざき」に駐車できるとあるが、見当たらない。おそらく「神埼温泉(ホテル)」と看板があるのでここではないかと聞いてみると現在は民間の経営になっていて利用者以外は駐車禁止だとのことだ。そこで手前の仁比山公園キャンプ村の駐車場に停めさせていただくことにした。もちろん登山口でもある八天神社にも2〜3台の駐車スペースはあるが、参拝者のために空けておくベきだろう。ここから車道を歩いても5分足らずである。神社で安全祈願を済ませ歩き始める。登山道は宝満山の正面登山道と良く似ていて花崗岩のザラザラしたえぐれた道だ。シダも多い。ここは奇岩が多いと聞くが、まずは、腹切り岩である。どうしてこんな名前なのかかよくわからない。休憩所と標識があるので立ち寄る。ベンチがあって展望が良い。平坦な道になると中宮菩提寺に着いた。ずいぶんと傷んでいる。水場を見て進む。次は親不孝岩とあるが、どこに?左上を見上げると大きな岩が見える。目の前には洗濯岩とある。なるほど。親不孝岩と標識があるので立ち寄る。説明板があって親不孝者がこの下を通ると岩が落ちかかってくると言う。どうやら私たちは親不孝ではなかったようだ。岩の上に立つと展望が素晴らしい。しばらく景色を眺める。再び登山道を歩くと今度は「あずま屋」と標識がある。立ち寄るとそこには「ほかけ岩」がある。面白い。またまた登山道に戻り進む。石段が見えてきて駆け上がると御神体の巨岩が現れる。思わず声が出る。左に回りこむと梯子が用意されている。岩の下に祭られている祠に手を合わせ、この巨岩に上らせていただく。やはり絶景である。山頂はここから少し上る。巨岩が立ち並ぶ狭い場所だが、展望は良い。下山は往路を戻った。続き(金立山)
<コースタイム>
 公園駐車場-(5分)-八天神社-(60分)-中宮菩提寺-(20分)-山頂-(20分)-中宮菩提寺-(35分)-八天神社-(5分)-公園駐車場
 ※休憩時間含まず。全行程で2時間40分でした。
 
今回の歩行コース(クリックで拡大)
仁比山公園キャンプ村の駐車場
八天神社へ 公園入り口 神崎温泉を通り過ぎる
八天神社の駐車スペースとWC 八天神社にて 境内の中に登山口
登り始める 花崗岩とシダ 大きな溝ができている
展望所 何と腹切り岩だと 休憩場所
巨木が多い 展望所 ちゃんとベンチがある
上を見るとわずかに紅葉が 溝が深くなる ここにもベンチ
平らな登山道 中宮菩提寺 水場
丸太の階段(歩きづらい) 親不孝岩を見上げる 洗濯岩
親不孝岩にて 最近はこのポーズ あずま屋とあるので立ち寄る
 
親不孝岩からの眺望 
ほかけ岩 眺めが良い りっぱな階段がある
御神体の巨岩の下に上宮を祀っている 御神体の巨岩の上に立たせてもらった 妻も
 
巨岩の上からの眺望 
急斜面を登り 山頂に着く
三角点の表示 仲良く 梵字がと思ったら・・・・
 こんな狭いところも 洗濯岩  野鳥観察小屋
こんな木が多い 無事下山 ご自由にとあるが、その分お賽銭を・・・・・
 金立山を目指す
 土器山を後に・・・・  途中で腹ごしらえ  
     
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