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令和6年10月19日(日) 天気 曇り一時雨
■出発時間:午前6時00分(小倉南区津田付近)
■メンバー:9名
山の会の臨時山行で過去何度か計画した霧島山行、天候不順のため延期を切り返したが、それは「テント泊」が前提だったこともある。今回はテント装備を所持しないメンバーも参加できるようにケビンを利用することにした。そのため小雨でも決行できるので気が楽だ。
さて当日、天気予報は「曇り一時雨」となり、本当に「少雨決行」である。高速道をえびのインターを目指すが、雨が本降りになったときは、少々気が滅入った。ところがえびの高原に近づくと青空が広がりだした。そうなるとウキウキ気分になってそれをあらわにしている自分が恥ずかしく思えたが、同乗者もそれなりに共感したのか、同じように感じたのか、燥いでいたのは事実である。さてカーブの多い坂道が終わり、なだらかな道に入ると空は見えなくなり霧で覆われた。それは高千穂河原に着いても変化はなかった。それでも雨が降っていないのを幸いとし、笑顔でスタートした。高千穂峰の錆色の岩場を一歩一歩進むが、やっぱり歩きづらい。それでも振り返ると高度は確実に上がっているので頑張れる。ようやく火口の縁に着くと雲の切れ間に青空が・・・、その瞬間、火口湖が目に映る。「良かったぁ〜」とほっとする。皆、火口に向かってスマホで撮影。火口縁はなだらかで道も砂利道で歩きやすい。標識が見えて鞍部へ降ると鳥居がある。ここが、その昔社殿が建てられていた脊門丘(せとを)と言う場所だ。休憩して出発しようとしたら男子学生の団体が足早に降ってきた。登山道は広いので待つこともなく、賑やかな一行とすれ違いながら山頂へと進む。頂上直下まで来ると最後尾の学生と教師とすれ違った。いよいよ山頂だと喜んでいたら風が強くなり雨が降り出し、慌てて雨具を着るが下着まで濡れてしまった。あと100mで頂上。小屋があるはずなので雨宿りをすることにして駆け込む。小屋は今は営業していないが、休憩所として維持されている。こんな状況の時はとても助かる。しばらくして外に出ると強風だが青空の中、山頂の天ノ逆鉾を目にすることが出来た。(避雷針の方が目立つが)下山は往路を降るが、途中で再び雨に遭い、駐車場着くと、濡れた衣服をビニル袋に詰め、キャンプ場へ。チェックインを済ませてケビンに入る。とてもきれいなケビンでトイレシャワー、ファンヒータまであった。濡れた靴や雨具を干して温泉に浸かる。風呂の出入り口には、何とビールの自販機とソファーが用意されている。利用しないわけにはいかず、他メンバーより先に風呂から上がった3名で乾杯をする。「お先に!」。そしてこの後ケビンでは・・・。 今日も自然に山に山友に感謝!!明日もよろしく
■コースタイム
高千穂河原P-(80分)-鞍部-(30分)-山頂-(20分)-鞍部-(70分)-高千穂河原 ※休憩時感は含まず。全行程で約4時間でした。 |
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