甲佐岳 753m (熊本県)
福城寺〜登山口〜山頂〜登山口〜福城寺
2015年3月21日(土)春分の日 天気 晴れ
 ■出発時間:午前8時45分(自宅)   
  ■メンバー:単独
 
今回の連休は、旧・新版の山と渓谷社編九州百名山巡りとして、1日目は甲佐岳、南阿蘇清栄山、2日目は宮崎県祇園山を歩くことにした。
 
甲佐岳熊本県美里町の北側に鎮座する独立峰の山である。(正確には甲佐、、御船砥用町にまたがる)
 美里町と言えば秘境の地五家荘への入り口でもあり、登山者にとっては魅力的な山々が連なっていてその反対側(北側)に位置する甲佐岳は、やはり目立たない存在になってしまう。
 登山口は、標高400mの福城寺が便利である。ここからだと標高差330mほどで山頂に立つことが可能だが健脚登山者には物足りない。県道220号線から遊歩道があるようなのでそちらを歩けば往復2時間程度プラスされるようだ。(もちろん私は軟弱ものなので最短コースをとる)
 九州道は御船I.Cから国道443号を南に進み甲佐役場を過ぎて県道に入る。甲佐平区桑野と書かれた大きな石で道標があるがこれを左に進む。白岩橋を通過し道なりに上って行くと福城寺に出る。少々わかりにくいがナビをきちんとセットしておけば大丈夫であろう。
 福城寺の駐車場に停めさせていただき、もちろんお参りもして登山開始である。
 福城寺には「亀甲山」と山号が付いている。説明版があるので読むと歴史深い寺のようで安置されている釈迦如来像は国指定重要文化財に指定されているとのことである。
 福城寺左側の脇道を行くと左手に甲佐岳登山道と書かれた石柱がある。ここから登山道になる。竹林を抜けると杉の植林帯となり、木の丸太の階段が続く。
 大きな岩が目につくようになり、甲佐岳山頂まで200mの標識を見ると自然林となり、矢鉾岩を見て吉見神社がある稜線に飛び出る。三角点はここから稜線を少し東に進む。石灰岩の小さなピクナル群の間を抜け三角点のある山頂に着くが樹林に囲まれ展望はない。
 吉見神社に戻りそこでランチタイムとするが、展望抜群のはずであるが晴れているのにガスってなにも見えない。残念。
 早々に往路を戻り下山し、次の清栄山に移動をする。移動時間は結構あるので通常はこの二つの山をセットにして歩く計画はしない方が良さそうだ。(次ページへ)

 ■コースタイム
 福城寺P-(37分)-吉見神社-(5分)-三角点-(5分-吉見神社-(30分)-福城寺P
 ※休憩時間は含めず。全行程で約1時間15分でした。
県道220号線(11:20)
ここから左に桑野地区へ(11:27)
白岩橋を通過(11:30)
福城寺から山頂を望む 福城寺(11:42) 今回のコース(クリックで拡大)
お寺の左脇から歩き始める(11:53) 石柱に甲佐岳登山道とある 振り返る
竹林の中を歩く 植林帯に入る 丸太の階段
ラブラブの木とでも名付けようか・・・ 石が多くなる よく整備されている
矢鉾岩と名付けられている ツバキがきれいだ お!山頂か?(12:30)
吉見神社とある ガスってなにも見えない むむむ
三角点目指す 露岩の中を歩くカラス 石灰岩のミニ版ピナクルだ
三角点にて 万歳!(12:39) 梅のようである 花が咲いていた
吉見神社がある場所には山頂標識(12:43) 下山中に見た可愛いスミレ もうすぐ登山口
無事登山口(13:12) 福城寺本殿 駐車場(13:14)

南阿蘇の清栄山に向う
次は清栄山
     
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