2014年6月8日(日)平治岳(1642.8m)・北大船(1706m)
ミヤマキシリマ満喫 NO2
男池〜ソババッケ〜大戸越〜平治岳〜大戸越〜北大船〜段原〜風穴〜ソババッケ〜男池
 ▲北大船から坊ガツルを見下ろす
 
 ▲北大船頂上より大船山を望む
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 平治岳の頂上は登山者で混雑しているが、ガスっていて展望が楽しめないため留まる人は少ないようだ。私たちも記念の一枚を撮るとすぐに下山開始する。
 ミヤマキリシマのピンクに染まった斜面を振り返りながらガスがとれることを期待しながら反対から登ってくる人達を優先させながらゆったりと来た道を戻る。
 平治岳頂上部が一番見渡せる岩場でしばらく様子を見ていると期待に答えてくれたのか、私のまじないが効いたのか、ガスがなくなりシャッターチャンスを与えてくれた。
 大戸越へ下山専用の登山道を降り、そのまますぐに北大船へと取り付く。
 この登山道にもオオヤマレンゲがあると聞いて周りを見ながら歩くと北大船までの道程で2株見つけた。しかし、残念ながら未だ蕾であった。
 北大船付近のミヤマキリシマの花も素晴らしく自然が造り出した光景のはずであるが、庭師が手入をしたかのように整っている。
 北大船頂上では同じルートを辿って来たパーティが食事を摂ろうとしていた。私たちもちょうどスペースが空いたのでここで食事とした。時折、陽が差すとさすがに暑く汗ばむ。さらにカップ麺をすするとさらに汗が吹き出てしまう。ところが、厚くなった雲が空を覆うとすぐに肌寒くなってしまう。
 段原から大船山へと行くはずであったが、体力面とガスで覆われていることもあり、諦めて米窪(火口跡)の縁から風穴へと降る事にした。
 ミヤマキリシマの花が咲く潅木帯の平坦な道をハイピッチで進む。時々火口を見下ろすが、ガスって何も見えない。風穴へと尾根道を急降下し、鞍部から風穴に着く頃ポツリポツリと雨が落ちてきたので雨具を着る。
 石がゴロゴロして歩きにくい登山道を終え、ソババッケ近くになる頃は本格的な雨となり靴の中には水が浸入してきた。
 ソババッケからは急に、下山する登山者が増え、再び雨具を着た登山者の行列ができる。
 登山口付近に来るとすっかりと雨は止み、川原で泥を落として無事駐車場に。
 そこで久しぶりにKENさんやアズキさん、フクロウさんに出会う。何とも偶然の再会である。
 しばらく雑談をして帰路に着く。最後に雨に打たれたが、ミヤマキリシマの花を満喫でき最高の山旅であった。今日も山に自然に出会った人に感謝!!
 ■コースタイム
  男池登山口-(25分)-かくし水-(25分)-ソババッケ-(65分)-大戸越-(40分)-平治岳-(30分)-大戸越-(60分)-北大船-(5分)-段原-(75分)-風穴-(70分)-ソババッケ-(60分)-男池登山口※休憩時間含まず。全行程で約9時間かかりました。※歩行距離15.0km高低差866m
 
瑞々しい
降りになると元気が良くなる
ドウダンも満開 枯れたミヤマキリシマが多い 大戸越(10:32)
大戸越から北大船へと(標識を左) オオヤマレンゲを見つけたが未だ蕾 小石の多い登山道を歩く
ずいぶんと登ってきた ミヤマキリシマが多くなる
イワカガミも咲いていた マイヅルソウ またしてもオオヤマレンゲ
登りきると・・・・ ・・・ミヤマキリシマの群生地 大船山が顔を出してくれる
きれいに刈ったように見える 北大船頂上にて(11:34) ここで昼食 素晴らしい景色
池が見える 段原と大船山 本当にきれいだ
段原(12:13) 段原火口原 一瞬ガスがとれ米窪の底が見えた
時々体に枝が引っかかる ベニドウダン ミヤマキリシマの花も多い
まるで庭園を歩いているようだ これもドウダン ユキザサ
急降下する 滑りやすい真っ黒い土 鞍部分岐に出た(13:27)
黒岳との分岐 風穴付近(13:34) ごろごろした岩上を歩く 雨は本降り
奥ゼリ(14:08) ようやく平坦な道になる 大戸越との分岐(ソババッケ)
ソババッケ(14:47) 結構急だったんだ 滑らないように
登山者の行列  かくし水通過(15:18)   川原で泥を落とす(15:40)
お疲れ様でした
無事下山(15:52) 駐車場に停められなかった車が路上に
     
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