2009/11/23 九重 大船山(1786.2m)・立中山(1464.4m)
南尾根コース
沢水展望台〜くたみ分れ〜南尾根〜大船山頂〜立中山〜鉾立峠〜くたみ分れ〜沢水展望台
No1
朝陽を浴びて赤く染まった久住山
2009年11月23日(月)勤労感謝の日  天気 晴れ
 今回はMORIさんのお誘いで大船山を南尾根コースで歩くことになった。大船山(たいせんざん)は、九重山群の東に位置していて久住山に並んで人気の高い山である。私も何度か訪れたことはあるのだが、今回のコースは、ガイドブックにも山岳地図にも載っていないコースである。そのため整備はされていないので初心者や単独での山行はお勧めできない。しかし、それゆえ変化に富んで面白いコースであることは言うまでもない。
 登山口は、九重山群の南側にある沢水キャンプ場(表登山道)付近からとなるため我が家から車で3時間半から4時間もかかる。そのため前泊(車中)することにした。前日午後5時過ぎに出発した私たちは、九州道から大分道を経て九重ICで降り、瀬の本から国道442号線をくじゅう花公園を目指す。待ち合わ場所である沢水キャンプ場に着いたのは午後8時半頃となった。深夜目が覚めると満天の星。明日は天気がよくなるのを確信した。
<今回のコース>
 沢水(そうみ)展望台の登山口から東へ、道標は「法華院(ほっけいん)・大船山(たいせんざん)」となっています。山裾をしばらく平坦なコンクリートの道を歩きます。何度か階段を昇り降りして登山口から30分程度で納池公園からとの合流地点のくたみ分かれに着きます。ここから本格的な登山道となります。道票がきちんと設置されているの安心です。鍋割峠を経て鉾立峠へと書かれた木の札と行き止まりのロープがある場所から赤テープを頼りに枯れ沢を少し行くと小さな黄色い札に「山頂右へ」と表示があります。上りきると平坦な自然林となりすぐに杉林の中を歩くことになります。杉林から自然林の急登となると苔むした岩が多くなり大きな岩壁に挟まれ通り過ぎてその岩に立つと展望が開けます。さらに進むと巨岩があり、その上に立つと眺めは最高です。このあたりからシャクナゲが多くなってきました。
次ページへ
日の出間近
傾山と祖母山が浮き出た
沢水展望台を出発 くたみ分れ 木道が滑る
ここから急勾配となる 坊ガつると書かれている 鍋割峠を経て鉾立峠への標識と
このロープが分岐の目印 ロープ右から枯れ沢を上る すぐにこんな目印がある
自然林のなんとも言えない景観 と思いきや杉林の植林帯となる 抜けると自然林となり
急斜面を喘ぐことに 道標があった またもや
苔むした岩が多い はさみ岩か? またもや傾山と祖母山
西には、鳴子山や白口岳が見える 根子岳も見えた いいところです
少し高度が上がった 大船山 展望岩に立つ
シャクナゲと雪 岩と岩の間を抜ける つららだ
三俣山 奇岩 雲海が広がる
次ページへ
山日記トップへ