2020/3/15  神酔石(351.7m)・田原山東(543m)・鉄輪ケ城(462m)・高熊山(480m)・妙見山(481.2)  大分県 国東半島
 国東の山巡り

三座目・・・  鉄輪ケ城(かながじょう)462m
 前ページより
 
田原山東の次は鉄輪ケ城だが、地形図にそんな山名はない。しかし、白川稲荷大明神で探すとグーグルマップにもあるので登山口はそれでわかる。田原山東登山口鮎帰集落からは車で10分もかからずに到着。割と広い駐車場には、車は1台もない。朱色の鳥居の参道を歩き、右に石段をみるが、そのまま真っ直ぐコンクリートの坂道を進む。広場に出るとその先に豊嶺会の登山口表示板がある。
 樹林の登山道を少し行くと今度は左に道標があって南に坂を歩く。途中、露岩に足を延ばすと展望が良い場所がある。再び坂道を上り樹林に囲まれた山頂に着く。帰路は往路を戻るが、広場よりお稲荷さんに立ち寄り参拝する。そこには、説明板にもある巨石群が連なっていて見所でもある。
 階段を下って駐車場に戻って車で地図を見ていると参拝者らしき車が1台隣に停めた。そう言えば今日は他の登山者には一人も出会っていない。往復20分程度の歩きだったので登山とは言えないが城跡の雰囲気はとても感じた。次は
高熊山だ。
 
■コースタイム
P-(5分)-登山口道標-(5分)-山頂-(10分)--P※休憩含まず。全行程で約40分でした。距離1.30km標高差72m
今回のコース(クリックで拡大)
白川稲荷駐車場前(13:18)
車を停めてコンクリートの坂道をスタート(13:27) 鳥居がある 右手に石段・・・帰りに立ち寄ろう
コンクリ-トの道が続く 広場に出て左に道がある(13:31) 道標がある
また道標があるので左に入り込む 展望が良い場所がある 雑木林の中を進む
三角点(13:36) 山頂標識 記念に
よく読めないが大蛇とか屏風岩とか書かれている 広場に戻る そのまま真っ直ぐ進むと
巨石群の説明 参拝する 巨石群
巨石を利用して祠がある 階段を降りる 無事下山(13:57)
四座目・・・  高熊山 480m
 
 鉄輪ケ城の次は高熊山だが、ほとんど山頂まで車で行けるので登山と言えない。しかもこれまた地形図に山名が見当たらない。位置的には鉄輪ケ城の東南、直線距離でちょうど1km。鉄輪ケ城の白川稲荷大明神から車で15分程度で登山口に着く。車で移動途中にも案内板があるのでわかり安い。道路脇に車を停めて出発。車道を少し戻ると登山口の標識がある。入り込んですぐに広い道が山頂までまっすぐに伸びていて道の両側にスイセンが植えられている。山頂には弘法大師像が鎮座していて昭和初期まで寺院があったそうだ。せっかくなのでぐるっと回ってみると笹に覆われた場所にトイレと思われる建物があった。きっと昔は人の往来も多かったのであろう。山頂標識は、大師像の正面にあったので記念写真を撮る。時計をみると14時半、通常の登山であればこれで帰宅するのだが、次の妙見山はすぐ近くだ。しかもガイドブックでは歩行時間が43分となっている。何とか明るい内に下山できそうだ。
■コースタイム
P-(5分)-山頂-(4分)--P※休憩含まず。全行程で約15分でした。
高熊山の標識があるのでここより狭い道(左斜め)に入る(14:21)
桜が満開だ
道路脇に停めて少し戻る(14:28) すぐに道標がある カキドオシが咲いていた
一直線の登山道にはスイセンが植えられている 石積みがある 弘法大師像

次は妙見山
像の下に山頂標識(14:35) 車に戻る(14:40)
五座目(本日最後)・・・・・妙見山 481.2m
 
 ▲山頂からの展望
 
 本日最後の山は妙見山、よくある山名だ。ここ国東半島にももう1座同名の山がある。今回の妙見山杵築市にあって展望が素晴らしい山だ。
 
無事高熊山から下山し、農道のような狭い道を戻るのではなく先に進んで割と広い道に出たら波多方峠へ。石碑がある場所に車を停める。ここから別府湾の眺めが良い。車道を少し戻り、右手にコンクリートの狭い道があるので入り込む。すぐに未舗装の道路になり道が分かれる。まっすぐ進むが竹の柵の中をのぞくとシイタケのほだ場だ。竹が多い雑木林が終わると突然杉林となるがその切れ目より杉林を直登する道がある。道はまっすぐ続いているので見落とすと降ってしまうので注意だ。しかも道標はない。杉林の中、急斜面をまっすぐと登るが右側は倒木だらけで左側は倒木がない。同じ斜面なのに不思議だ。登り切ると樹林の中、平坦な広場は祠が点在していてここにも寺院があったのだろうか。右側にアンテナがあって開けてそうなので近づくとフェンスがって扉がある。そしてその先は広大な草原だ。気持ちは高ぶる。扉から草原へ出るとそこは大展望。国東半島中心部の峰々を眺めることができる。「あー来て良かった」と声に出して叫ぶ。もちろん私以外誰も見当たらない。
 ここは牧場、全く臭くないが牛糞に気をつけて歩いて大きなアンテナ辺りをうろうろすると山頂標識があった。しばらく景色を堪能して北東へと歩くとコンクリートの道に出る。周りが開けた道は工事中のようで木々が切られ痛々しさを感じる。ジグザグに降ると牛の水場だと思える建物があるが牛は見当たらない。牛舎は一体どこにあるのだろうと思いながら歩いているとゲートが見えてきた。そのまま行けそうだが、Uターンするように道があるのでそちらを行くことに。地図を見ながら進み下方に車道が見えたので斜面を降りて車道に出る。予定通り5座を歩いた達成感を味わいながら10分程度で車を停めている
波多方峠に到着。別府湾 を眺めながら帰り支度をして帰路につく。今日も山に自然に地元の人に感謝!!
 ■コースタイム
 波多方峠(石碑)-(5分)-車道からの入り口-(8分)-竹林と杉林の切れ目-(6分)-祠のある広場-(7分)-山頂標識-(7分)-車道-(8分)-波多方峠 ※全行程で約45分 距離2.34km 標高差88m
今回のコース(クリックで拡大)
儒学者 貝原益軒「かいばらえきけん」の石碑(14:57)
別府湾が見渡せる 石碑の近くに停めて出発(15:01) 来た道を歩いて戻る
右にコンクリーとの道があるので入り込む(15:06) 作業道のようだ 分かれ道は真っ直ぐに
シイタケほだ場だ 竹林から 杉林になる場所の右に(15:14)
直登する道があるが道標はない なぜか左側は倒木が多い 祠が点在している広場(15:20)
アンテナだ フェンスから入る 見晴らしの良い原っぱ
眺めは最高 アンテナ しばらく眺望を
山頂にて(15:28) ここは牧場で牛糞がたくさんある 下山開始15:31)
コンクリートの道を降る 工事中のようだ 水飲み場が見える
ゲートが見えるがUターンするように作業道を行く  舗装道と並行してこの道がある  適当に降っ舗装道に出る 
よく歩いたなぁ〜
 お疲れでした
 舗装道は少し上り坂だ 車が見えた! (15:46)  
   
 山日記トップへ