2012/05/06 夏木山(1386.0m)
犬流れ登山口〜犬流れ分岐〜山頂〜夏木新道登山口〜林道〜犬流れ登山口
GW4日目最終日  
▲鋸尾根(中央の岩場を通った)
 2012年5月6日(日)晴れ
 ■出発時間:午前6時00分(宇土内登山口)
 ■メンバー:MORIさんご夫妻、あこちゃんご夫妻、カラスの5名
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 昨夜は、藤川内渓谷にある温泉「湯〜とぴあ」で温泉につかり、またまたお酒を飲んで早く寝た。朝食は奥様方からサラダやバナナをもらったりで栄養十分だ。犬流れ登山口まで夏木林道を移動する。道は昨日の二ツ岳よりもはるかに状態が良い。何しろマイクロバスが入るくらいなので。そう言えば、2009年の5月にここ犬流れ登山口から歩く予定であったが、崩落で通行止めになっていたため止む無く夏木新道を歩いた。鋸尾根を歩けるということで楽しみだ。6時20分、車を停めて出発。登山口からすぐに急登が始まる。尾根道とはっきりとしたきたらシャクナゲの花が迎えてくれた。松の巨木も見事である。ブナの木が増えてきて登りきると7時20分稜線の犬流れ分岐に出た。風の通り道なのかかなり強いが、ここで一息いていよいよ尾根歩きである。ブナの木とミツバツツジの花を見ながらヤセ尾根を歩く。最初のピークを登りきると急斜面のロープ場を降る。降りきると今度は梯子を登る。そしてまた、急斜面を降る。そして何度かアップダウンして遠くに鹿納坊主が見えてくる。気がつかなかったがおそらくこの間が小鋸であろう。目の前に急峻な岩峰がある。足元にはイワカガミの花が群生していてしばらくここで休憩をする。岩の下をトラーバスして垂直に近い岩壁を斜めに登り切るとそこは北アルプスの大キレットで経験した飛騨泣きを通過するような岩場に出る。太いロープが張ってあるが、それを持ちながら歩くとすると体が倒れてしまい余計に危ない。ここは岩を手で直接つかみ三点支持で進むのが良い。(不安であればこのロープにシュリンゲ&カラビナで確保をすれば良い)ここをクリアして岩壁をトラバースして梯子を降るとまたまた登り始める。振り返ると今通ってきた岩場が眼下に見える。9時30分、岩場のヤセ尾根を過ぎると夏木新道との合流地点に着く。無事鋸尾根を通過した。天然のアスレチックは、大人だけの楽しみである。しばらく休憩をして山頂目指し、急斜面を登り始める。アケボノツツジの花が残っていて楽しませてくれる。10時ちょうど山頂に着いた。前回来た時は、アケボノツツジが満開であったが、今回はちらほらでほぼ終わっていた。年によってこうも違うのかと思うと前回はとても幸運だったと言うことである。しかし、その代わりか、シャクナゲの花がたくさん咲いていて和ませてくれた。しばらく休憩をして下山開始である。帰路は夏木新道を降る。船石あけぼの平桧見台と降り、11時35分、登山口に全員無事下山。ここから林道を歩き、犬流れ登山口に停めてある車まで戻った。ひやひやした場面もあったが、なかなか面白いコースでGW最後の締めくくりの山として最高だった。そして昨日に続いて道の駅宇目のレストランで豪華な昼食をして帰路に就いた。今回も全ての計画をしていただいたリーダのMORIさんには感謝の限りである。また、今回は独身だった私?を色々とお世話いただいた奥様方や足の豆の痛さも克服し、最後まで歩き通した(「笑い通した」の方がいいかな)花ちゃん(ちゃんで失礼)に感謝を述べたい。そして自然に山にいつも感謝です。(帰宅して体重を計ったら2Kgも増えていました。こりゃいったいどうなってだぁー)

<コースタイム>
 犬流れ登山口-(60分)-犬流れ分岐-(100分)-夏木新道合流点-(20分)-山頂-(80分)-夏木新道登山口-(10分)-犬流れ登山口  ※休憩時間は含まず。全行程で約5時間半でした。



  
今回のコース(クリックで拡大)
「湯〜とぴあ」を出発
犬流れ登山口近くの駐車スペース
犬流れ登山口 まずは植林帯 奇木
シャクナゲの花 りっぱな松の木・ 勾配はきつくなる
ブナの木が多くなる 右に巻く 稜線に出る(犬流れ分岐)
稜線を歩く 岩場を降る トラバースする
梯子を登る 急斜面を降る イワカガミ
振り返る 巨木に抱きつく奥様方 急斜面を降る
巨木が多い アップダウンを繰り返す 振り返る
鹿納坊主が見える イワカガミの群生 岩の峰が見える
休憩 手前の岩峰の岩場を歩く 休憩した場所の下を歩く
 蕾のシャクナゲもきれいである  ここが一番の難所 カラスの番(MORIさん撮影) 
 あこちゃん撮影 はいポーズ  無事クリア 
MORIさん  岩壁をトラバース  シャクナゲが未だ蕾 
 岩のヤセ尾根  振り返る  夏木新道との合流地点
 ミツバツツジの花も結構ある もう一息  山頂にて(MORIさん撮影) 
アケボノツツジ シャクナゲ アップで
休憩中(MORIさん撮影)   夏木新道を降る 大崩山が見える 
     
 船石  順調に降る あけぼの平 
     
 鋸が見える ひたすら降る  桧見台 
 もうすぐだ 登山口にて(MORIさん撮影) 林道を歩く 
   
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