2011/10/09〜10 祖母山(1756.4m) | ||
1日目 NO1 | ||
尾平登山口〜天狗岩〜祖母山〜9合目小屋テント場 | ||
▲天狗岩から見た祖母山までの稜線 | ||
2011年9月23日(金)祝日 天気 晴れ 久しぶりに妻が一泊で山に行ける段取りをしていたので妻の前々からの要望でもあった黒金山尾根を歩くことにした。黒金山尾根と「山と高原地図(昭文社)」には記載されているが、現地の案内表示は黒金尾根となっていた。黒金山らしきピークはないのでどちらが本当なのか、名前の由来は?と疑問が浮かぶ。黒金とは、所謂「鉄」のことで、尾平鉱山では「銀」が採取されたらしいので昔はこの辺りでも鉄が採れれていたのかも知れない。色々と想像するだけで面白い。 ■出発時間: 午前5時半(自宅) ■メンバー: 家内と私の2人 国道10号線から宇佐別府道を経て途中別府SAで休憩し、米良I.Cで降りて再び10号線、そして中九州道の整備区間である犬飼大野道を経て大野I.Cで降りて南に向かい地方道410号の細い道を尾平へと走り、「もみ志や旅館」を右に見るとすぐに右手に有料駐車場がある。お金は、旅館に支払うのだが、管理人が駐車している車のワイパーに集金袋を置くのでそれにお金を入れて回収BOXに投函することになっている。9時20分、駐車場は、ほぼ満杯で1組だけ登山準備をしていた。私たちも一足遅れて出発だ。駐車場の奥に登山届のある登山口である。入り込むとすぐに目の前が開け、祖母山と障子岳までの荒々しい稜線が目に飛び込む。左手にはトイレがあるが使用禁止となっていた。幅の広い砂利道はすぐに終わり、川上渓谷沿いの登山道となる。橋が見えると宮原コースとの分岐だ。そのまま橋の下を渓谷沿いに歩く。渓谷はつるつるした薄茶色の岩がスラブのように続くナメ床である。ところどころに大きな丸くなった岩も面白い。右岸をしばらく歩くが橋を渡って左岸に渡る。すぐにまた支流を渡る橋がある。小さな沢を横断し、尾根に取り付いたと思ったら再び沢を見る。崩れた木の橋を見て沢を横断すると川上渓谷との分岐標識があっていよいよ尾根に取り付く。最初から結構厳しい上りが続く。ザックの重さがここにきて堪える。ヤセ尾根に出ると大きな松の木が見事である。断崖絶壁を左に見ながら高度を上げる。標高900mの表示からは100mごとに標識があり、その度に休憩をする。とにかくきつい。標高1100m辺りからはスズタケが多くなる。1200mの標識がある場所は休憩ポイントにはちょうど良い場所だ。栂(つが)原生林と書かれている。標高1400mの標識を過ぎ、天狗の水場に着く。水量はほとんどない。すぐに天狗の岩場に出る。なるほどいざというときはビバークできそうだ。標高1500mを過ぎると大きな岩がごろごろしていて歩きづらい。ここを一気に登ると左手に天狗岩が見えてきた。稜線に出ると分岐標識がある。時計を見ると13時54分だ。予想以上に時間がかかり、この調子で行くとテント場につくのは17時頃になるのではと少々心配だが、天狗岩に立ち寄ることに。 ページへ |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
途中で日の出を見る | ||
登山口駐車場(有料) | 駐車場の奥に登山届が | 登山口にて |
天狗岩などが見える | 砂利道から登山道へ | でかくて丸い石 |
黒金尾根コースへ | 橋の下を歩く | 岩がつるつるしてそうだ |
砂がない | 階段が崩れていた | 水がきれいだ |
橋を渡る | 巨岩の間から水が噴き出ている | またしても橋 |
巨岩の上にも橋があって渡る | 沢を横断 | 木の橋が崩れている |
ナメ床だ | 川上渓谷は直進 | 尾根に取り付いた |
最初から急登だ | よじ登る | 私のザック かなり重い |
松林の素晴らしい尾根 | 木は大きい | 断崖絶壁が広がる |
平坦な道になるとホッとする | 奇木 | ようやく標高900m 休憩ポイント |
とにかくきつい | でかいサルノコシカケ | ヒメシャラの大木も多い |
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