2011/10/09〜10 祖母山(1756.4m)
 1日目 NO2
尾平登山口〜天狗岩〜祖母山〜9合目小屋テント場
 ▲天狗岩
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 15分程度で天狗岩に。障子岳烏帽子岩が近くに見える。奥に行くと今度は祖母山側が望める。これから歩く縦走路が良く見えて結構距離があるなと感じる。分岐標識まで戻り、縦走路を歩く。ところどころ展望台と標識があるが、立ち寄る余裕が肉体的にも精神的にもない。とにかく暗くならないうちに祖母山に登頂しておきたい。標高1600mの標識辺りから紅葉が目に着く。色づいた葉を見ていると心が和む。小さなアルミの梯子を登ると目の前に祖母山頂上に立つ登山者が見えた。「もう少しだ。がんばれ!」と妻を励ます。振り返って見下ろすと歩いてきた縦走路の先に天狗岩が見える。素晴らしい景観である。15時17分、標高1700mの標識である山頂直下に着く。ここから一旦下り、そしてアルミの梯子をクリアしたところで1組のパーティに追い越される。鉄の梯子をクリアすると目の前にロープのかかったほぼ垂直の岩壁を見るが、これは左脇に草木を頼りながら登ると楽だった。15時51分、山頂に立つ。ずいぶんと陽が薄くなっている。先ほど追い越されたパーティの若いカップルも山頂にいて今夜はテント泊らしい。もう一人男性がいたと思ったが別々らしい。山頂は残念ながらガスで覆われてあまり展望を楽しむことはできなかったが、天狗岩で十分楽しめたので満足であった。早々に9合目まで降る。16時10分、山小屋も賑やかそうである。テント場は先ほど出会ったカップルが着いたばかりで奥にもうひと組の子ども連れの家族が既にテントを張り終えていた。私たちもテントを張り、水場へ水の確保に行く。今夜は苦労して持参したビールをと思っていたら小屋で販売していると言うではないか。確かホームページでは「要予約」と書いていたが・・・・・。ぶつぶつ言いながらテントに帰り、食事の支度を。メニューはソーセージとキャベツのボイル、ガーリックパン、スパゲッテイ、洋食であるが、キャベツを妻が忘れたため野菜なしである。胸やけしそうだ。ビールを少し飲みワインも飲もうと思ったが、どうも食欲がない。とにかく疲れたのか横になりたい。結局あまり飲みも食べもせず、持ってきたワインはほとんど口をつけず、寝ることにした。未だ18時半なのに・・・・・・次ページへ(翌日へ)
急斜面を苦しむ
スズタケが多くなる
栂原生林とある 大障子岩 標高1300m
わずかに紅葉が 天狗の水場 天狗の岩屋
大きな木が多い 大きな岩がごろごろとしている 縦走路分岐標識
天狗岩にて(後ろは障子岳) 天狗岩にて(後ろは祖母山) リンドウがたくさん咲いていた
祖母山への縦走路から 振り返る ツルリンドウ
岩壁を途中まで登る ここから脇を歩く 紅葉がきれいだ
結構紅葉している アルミの梯子 振り返る
ここから一旦降って右から左に回り込む アルミの梯子 鉄の不安定な梯子
ほぼ垂直な岩場 左横を木を持ちながら登る 振り返る
祖母山頂上 紅葉が何とも良い 9合目小屋へ
小屋の屋根にはソーラパネルが 客が少ないらしいが テントを張る 
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 今夜の食事
     
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