2016/10/10 釈迦ヶ岳(1229.5m)・御前岳(1209m) | ||
田代登山口(釈迦岳)-釈迦岳-御前岳-田代登山口(御前岳) | ||
No2 | ||
▲珍しい白花のハガクレツリフネ(葉隠釣舟)・・・花はとても小さい | ||
前ページより 釈迦岳頂上は誰もいなく貸切である。強い風が周りの木々を揺らす音があるのみで青空と峰々の間は白く光っている。展望も独り占めだ。ゆっくり休憩をするつもりだったが、やはり風が強いので長居はできない。普賢岳は前回歩いたのでパスである。写真を撮って御前岳を目指す。快適な縦走路はやはり風が強く冷たい。時折、陽ざしが直接体に触れると今度は暑い。何だか変な感じだ。前方から何組か、登山者に出逢う。あるカップルからは道を聞かれた。小さなアップダウンを繰り返し、シャクナゲや巨樹を見ながら下山口である御前湧水分岐を見て御前岳頂上に立つ。風は強いが避ける場所があるのでここで少々早いがランチタイムとする。登山者が次から次へとやって来る。これから釈迦岳へと行く人が多い。田代から登ってきた人はいない。 久しぶりにガスを持ってきたので湯を沸かし、スープとお茶でおにぎりをほおばる。 しばらく展望を楽しんで御前湧水分岐より下山する。こちらはシオジの原生林とのことで背の高い立派な樹が多い。途中、二本杉を見て田代岩屋に立ち寄る。 なかなか大きな岩屋で立ち寄って良かった。こちらの登山道は整備されているが、やはり沢の辺りは、どうしても増水などで道が変わりわかりづらくなる。シオジの原生林の説明版を見てすぐに堰堤に出る。そこから川沿いにコンクリートの道を歩いてスタート地点の登山口に着く。もっと時間が」かかる予定であったが、一人だとどうしても急ぎ足になるのだろうか予定よりも1時間ほど早く下山した。 それと今回の収穫は、ハガクレツリフネの白花を発見できたことだ。詳しい方が言うには 「エンシュウツリフネソウ」ではないかと。とても九州では珍しい花だそうだ。何とか増えてもらいたいと願う。 帰りは高速を使わず、下道を帰ったが、小石原がイベントで大渋滞。帰宅は結局予定通りの時間となった。今日も自然に山に感謝!! ■コースタイム 田代御前岳登山口-(6分)-釈迦岳登山口-(20分)-支尾根-(55分)-従走路出合い-(12分)-釈迦岳-(50分)-御前湧水分岐-(3分)-御前岳-(35分)-田代岩屋-(40分)-田代御前岳登山口※休憩時間含まず。全行程で約5時間でした。距離6.73km、標高差506m |
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ツルニンジンの実 | ||
圧巻される | ||
快適な従走路 | 鎖場 | 時折り視界が開ける |
御前岳が近づいてきた | 手すりが設置されている場所もある | シャクナゲが多い |
面白い樹だ | ピークを登る | 切れ落ちた場所から |
アキノキリンソウ | 陽ざしが強いと暑つさを感じる | 御前岳 |
御前岳湧水分岐、下山はここから | 御前岳頂上(10:58) | 南側の展望 |
登山者が次々にやってくる | 普賢岳と釈迦岳 | 下山はここから |
階段が造られてる | シオジの原生林とのことだが | どれがシオジの木かわからない |
とにかく背の高い樹が多い | 二本杉とある | 確かに両側に二本ある |
でかい | 柑橘系の実のようだ | 大きな倒木を乗り越す |
立派な樹だ | 足元はゴロゴロと石がある | 倒木などでわかりずらい登山道 |
三本杉と呼んでも良いと思うが・・・・ | 田代岩屋への道標(12:01) | 自然研究路ともある |
階段を真っすぐに急登する | 大きな杉の木がある | 田代岩屋(12:05) |
岩屋の上部 | ジロボウエンゴサク | ジンジソウ |
沢を渡渉する | きれいな水だ | これもでかい |
再び沢を渡渉 | 気持ち悪いキノコ | 沢沿いに歩く |
まともな道になる | 歩きやすい登山道になる | シオジ原生林についての説明板 |
右手に堰堤がある(12:38) | コンクリートの道になる | ツリフネソウ |
水の勢いが強い | 登山口が見えてきた | 田代御前岳登山口に無事下山(12:50) |
水場がある | ミズタビラコ(水田平子)ムラサキ科キュウリグサ属 | 良く見ると結構可愛い花である |
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