2013/09/28 安達太良山(あだたらやま1700m)
東北の山(福島県)
 NO2
▲左が安達太良山頂上
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 山頂から下り始めるとまたまたあの女性が登って来た。結構ペースは速いようだ。挨拶をして分岐から谷間へ降る。再びトレイルコースと同じルートなので時々選手を避けながら進む。谷の底には川原があってリンドウがたくさん咲いている。きれいなのでしばらく眺めていた。少し登り返すと きれいな三角の小さなピークが見える。峰ノ辻と言うらしい。分岐標識はくろがね小屋方面へと進む。荒々しい絶壁を左に見ながらガレバを注意して降る。なだらかになると大きな岩が登山道にところどころ現れる。そして温泉の臭い(硫黄)がしてきた。樹林帯の中の急斜面を抜けると小屋に到着。くろがね小屋には温泉があるので風呂に入るのも良いが、未だ汗をかくだろうからやはり岳温泉で入浴しよう。ちょうど昼食時なのでここで食事をする。朝、駅で買った駅弁とホテルでお湯を沸かしテルモスに入れてきたので味噌汁を入れて贅沢な食事となった。
 一人だともくもくと食べてしまうのですぐに食べ終わる。小屋からは道は広くなり林道のようである。(確かに小屋には、4WDの軽があった)
 しばらく平坦で広い道を歩く。大きな蓋付きの升は温泉が湧き出ているようだ。振り返ると山頂がずいぶんと遠くなってきた。金明水を過ぎて峰ノ辻との分岐を見て勢至平分岐でちょっとだけ入り込んでみる。すぐに山頂付近の絶景を愉しむことができた。再び、登山道に戻り歩き出す。もうトレイルランニングの選手はいなくなったようで静かである。林道をショーットカットしながら降り、橋を渡ると渓谷の散策路との合流地点となり朝歩いた林道に出る。登山口に着くとトレイルランニング大会も終わったようで片付け中となっていた。タクシーを待つ間、レストハウス周辺で一人で缶ビールで乾杯。結果的に計画通りの時間となった。その後、岳温泉でゆっくりと湯に浸かり、またまたビールを飲んでバス、電車、新幹線と乗り継いで無事秋葉原のホテルに着いた。
 今回は、少々落ち着かない山行ではあったが、日本百名山なので混雑はしょうがないのかも知れない。いずれにしろ天候にも恵まれ、全山紅葉まではいかないものの素晴らしい景色を味わうことができ、ビールもおいしく、お湯も良かったし、やめられないね
 今日も自然に山に出会った人に感謝!
 そして明日は筑波山に登ろう!
<コースタイム>
 奥岳登山口-(10分)-右と左周りの分岐-(40分)-五葉松平-(10分)-薬師岳-(55分)-安達太良山頂上-(20分)-峰ノ辻分岐-(20分)-くろがね小屋-(12分)-金明水-(17分)-勢至平分岐-(34分)-橋-(12分)-奥岳登山口※休憩時間は含まず。全行程で約4.5時間でした。

★登山口-上野の行程
 [往路]上野発(5:58)新幹線→郡山着(7:23)東北本線に乗り換え、郡山発(7:35)→二本松駅着(7:59)バスに乗り換え、二本松発(8:06)→岳温泉着(8:30)タクシーに乗り換え→奥岳着(8:38)
 [復路]岳温泉発(16:00)バス→二本松駅着(16:24)-東北本線二本松駅発(16:51)→郡山着(17:17)-新幹線に乗り換え-郡山発(17:29)→上野着(18:42)

 お土産・・・・二本松の玉嶋屋の玉羊羹 その名のとおり玉になっている羊羹です。箱の中に爪楊枝が入っていてそれでプッチとゴムに穴を開けて刺して食べます。なつかい感じです。
川原にリンドウがたくさん咲いていた
シラタマノキの花であろう
振り返ると山頂が見える
峰ノ辻 分岐(11:29) 紅葉している
絶壁を見ながらガレバを降る 紅葉し始めている 温泉付きのくろがね小屋(11:50)
駅弁と味噌汁 昼寝したい気分になる 塩沢との分岐
湯が噴いている 何の花だろう 道は平坦で広い
金明水 山頂が遠くに見える さらに道は歩きやすくなる
リンドウがここにもたくさん 峰ノ辻との分岐 勢至平分岐(12:39)
勢至平付近からの絶景 登山道と林道との分岐 登山道は林道をショートカットしている
橋に出る(13:13) 遊歩道との合流地点 登山口までもう少し
無事登山口(13:25) あだたらエクスプレス ゴンドラリフト

タクシーで移動
乾杯! レストハウス
立ち寄り湯は「あづま館」 入浴料は840円 ビールはセルフサービス(500円)

バスで移動
岳温泉入口 バス亭
秋葉原のホテルに無事帰る
明日は筑波山
石碑を撮ろうとしたら自分が映った 郡山で新幹線に乗り換え
     
  翌日の筑波山へ   
     
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