2019/7/5 月山(1984m) 
東北の山 山形県
 クロユリを見に・・・・・
月山姥沢P〜リフト〜リフト上駅〜牛首下分岐〜牛首〜月山神社(頂上)〜牛首〜姥ケ岳〜リフト上駅〜リフト〜月山姥沢P
NO1
月山弓張平キャンプ場から月山を眺める 
  令和1年7月5日(金) 天気 曇り
■出発時間:午前7時15分(日本レンタカー仙台駅前店)
■移動経路:仙台宮城I.Cより東北自動車道〜村田JCから山形道〜月山I.C〜姥沢P 
      (寒河江SAで休憩、所要時間約2時間)
■メンバー:2名(家内と私)
 
仙台に出張となり、家内も同行することになった。もちろん、この機会にぜひとも東北の山を歩きたいと思うのは私にとっては至極当たり前のことである。しかし、昨年の病から体力低下を余儀なくされた家内が無理なく歩ける「山」となるとなかなかない。少し広範囲に検討した結果、家内の強いリクエストもあり、仙台からは離れているが月山を選んだ。月山と言うととても「美しい山」と私の脳裏に焼き付いている。それはたぶん雪渓のある写真を何度も目にしたからだと思う。雪渓は、九州に住む私たちにとっては滅多に見れない光景だ。
 さて
仙台から月山へは車での移動が便利だ。高速道を利用すれば2時間もあれば行ける。
 午前7時、店のオープンに合わせて予約していたレンタカーを借りて出発。街は通勤ラッシュなのか渋滞。途中で朝食と昼食を仕入れる予定だったが、まずは高速に乗り、SAで仕入れることに。ところが終点の
月山I.Cの手前の寒河江SAでおにぎりと弁当がわずかにあるもののコンビニのように種類がない。朝食用におにぎりを買い、家内は名産のサクランボとトマトを買った。
 おにぎりを頬張りながら
月山I.Cを降りてコンビニを探す。ところが全く店がない。スキー場なので何かあるどろうと車を走らせるが・・・・やっぱりない。『ああ〜またやらかしたか、昼はトマトだね』と言いながら最後のリフト駅の売店に期待する。・・・が・・・・
 駐車場に止めてトイレを済ませ、車道を歩く。プレハブで待ち構えていたおじさんに協力金を支払う(一人200円)パンフレットをいただきクロユリのある場所を教えていただく。
 リフト駅に着いた私たちは、売店へ。食べ物はカロリーメイトとスナック菓子。とりあえず、無いよりましとカロリーメイトとポテトチップスを買う。
 リフトは何と「ペアリフト」とある。二人乗りと言うことか・・・・
 リフト降りていよいよ登山開始。とたんに雨がパラパラ。少し肌寒かったので雨具の上着だけ羽織り谷川のコースへと木道を進む。すぐに雪渓があるが、しばらくはアイゼンなしでも歩ける。途切れ途切れの木道が終わり、長い雪渓を目にするとアイゼンを装着。久しぶりのアイゼンで気持ちは高揚する。振り返って家内を見ると本格的な雪山を歩いているようだ。
 雨は完全に止み、暑さを取り戻すと斜面の角度は増す。雪はシャーベット化しているのでアイゼンでも滑りやすい。キックステップで足場を作りながらの歩行だ。距離は短いが、ピッケルがあると心強いと思う。
 牛首の道標を見るとそこは姥ケ岳からの合流点。ここからしばらく雪渓歩きから解放される。そしてしばらく高山植物のオンパレードだ。
 再び急斜面の雪渓をクリアすると石がゴロゴロとした道になり、周りはたくさんの種類の花が咲いている所謂お花畑だ。次ページへ
 
 
今回のコース(クリックで拡大)
姥沢駐車場(9:10)/無料・・・出発(9:23)
トレッキングコースがわかる  
1日5便? こんな所に泊まれば良かった 舗装道をしばらく歩く
ミヤマキスミレ プレハブでおじさんに協力金を支払う コンクリリートの道をしばらく歩く
ミツバツツジと言われたが・・・・ 雪渓だ! リフト駅(:9:38)
ウツギが満開 ニッコウキスゲもたくさんある 奥が食堂
リフトで移動 夏スキーを楽しむ人が見える リフト上駅に到着(9:59)
「令和の鐘」だって 安全地蔵に手を合わせ登山開始(10:05) ハクサンチドリ(白山千鳥)ラン科
雪だ!! リフト駅を後に 谷ルートへの分岐点
石畳になっている これから歩く雪渓 木道はアイゼンで穴だらけ
何かすごい雪山を歩いているみたいだ ショウジョウバカマ(猩々袴)シュロソウ科 ウメバチソウ(梅鉢草)ニシキギ科
大雪渓だ きつい 一休み
キックステップで ヒナザクラ(雛桜)サクラソウ科 牛首(11:25)
雪渓が一旦終わる ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)ツツジ科 コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)つつじ科
ツマトリソウ(褄取草)サクラソウ科 ハクサンイチゲ(白山一華)キンポウゲ科 ヨツバシオガマ(四葉塩窯)ゴマノハグサ科
マイヅルソウ(舞鶴草)ユリ科 アカモノ(赤物)ツツジ科
ミヤマキンバイ(深山金梅)バラ科 ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草)キク科 最後の雪渓は急斜面
雪渓が終わり石のゴロゴロした道になる ここからお花畑 イワカガミ(岩鏡)イワウメ科
ミヤマキンバイがたくさん アップで これはマメザクラかな?
 
チングルマ (稚児車)バラ科
すげぇ! エゾノツガザクラ 振り返ると姥ケ岳が見える
家内はかなり疲れたみたいだ ハクサンイチゲ 石積みは鍛冶小屋跡
 
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