2019/7/5 月山(1984m) 
東北の山 山形県
月山姥沢P〜リフト〜リフト上駅〜牛首下分岐〜牛首〜月山神社(頂上)〜牛首〜姥ケ岳〜リフト上駅〜リフト〜月山姥沢P
NO2
雪渓を終え、お花畑の中を歩く、奥のピークが姥ケ岳
 
クロユリ (黒百合)ユリ科 
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 大ぶりの石の道を花々を楽しみながら高度を上げる。追い越したり追い越されたりしてきたカップル(ご夫婦だと思うが・・・・)が、
鍛冶稲荷神社がある鍛冶小屋跡で休憩していたが、私たちが来るとすぐに歩き始めた。雪渓歩きで思いのほか体力を消費し、時間もかかった。既に12時半を過ぎていたのでここで腹ごしらえをすることに。と言ってもトマトとカロリーメイトだけだ。それでも食べると元気が出る。稜線目指し、再び歩き始める。大ぶりの石の道は、小石のゴロゴロした道になる。稜線に出ると登山者の往来も賑やかだ。道の傍らには相変わらず高山植物の花が咲いている。もちろんクロユリもある。
 
頂上小屋を過ぎ、月山神社に到着。せっかくだからお参りをすることに。まずは入口で祓料500円を支払い、お祓いを受ける。そして参拝して一周する。(撮影禁止なので写真はない。)
 参拝を終え、三角点のある場所へと地図を頼りに進む。登山者は同じようなことを考えるもので二組が先を行く。単独登山者が、「そっちからでなく、もう少し先に取りつきがあるよ」と教えてくれた。いつの間にか先行した私が三角点に立つ。そこには山頂標識もある。
 神社まで戻り、散策路でたくさんのクロユリの花を見て今日の目的は達成したと言いながらガスの立ち込める山頂を後に往路を下山する。牛首まで戻ると尾根道のルートへ姥ケ岳を目指す。雪渓と土の道の境目を歩く。雪渓が終わって石畳になると下り坂となって鞍部が見てて来る。しかし、その鞍部からかなり急な斜面を登らないといけない。地図の等高線では40mほどなのにもっとありそうだ。時間をかけて登り切ると木道になる。風も心地よく、快適な歩きだ。振り返るとガスが抜けかかって青空も顔を覗かせてきた。山頂も少しだけ見えた。姥ケ岳では残念ながらガスが眺望を遮っていて絶景を見ることはできなかった。池塘を眺めながら木道を歩くが突然目の前に雪渓が現れた。しかも急斜面の下りだ。念のためアイゼンを再び装着して慎重に降る。リフト駅が見えたので「あーこれが最後の雪渓歩きだ」と家内に言って無事土のある道に降りる。
 時間は既に15時半、余裕を持って作成した行程表よりも30分遅れだ。それでもあの雪渓だらけの歩きを家内が良くがんばったと思う。感謝である。
 リフトに乗って足をぶらぶらすると何だか心も体も力が抜けた感じがして気持ちも安らかになる。遠望は、楽しめなかったが、梅雨の中、恵まれた天候で高山植物がたくさん見れて混雑もなく最高の山行だった。それにしてもこの時期、春と夏の花が一度に見れた上にチングルマは花を終えた姿も見れとても贅沢な花見登山が経験できた。今日も山に自然に感謝!!明日は蔵王山にコマクサを見に行く。お疲れ様でした。(帰りの高速道が事故で大渋滞となった)
■コースタイム
 姥沢P-(14分)-リフト下駅-(リフトで15分)-リフト上駅-(10分)-尾根と谷ルート分岐-(60分)-牛首-(60分)-鍛冶小屋跡-(10分)-山頂-(50分)-牛首-(20分)-金姥「鞍部」-(20分)-姥ケ岳-(25分)-リフト上駅-(リフトで15分)-リフト下駅-(10分)-姥沢P ※休憩時間含まず。全行程で約6時間半でした。
 
延命地蔵尊とある 
鍛冶稲荷神社・・・鍛冶小屋跡(12:34) 
 ミヤマガラシ(深山芥子)アブラナ科
石柱があるが、読めない 可愛いウスユキソウ コバイケソウ(小梅尅吹jユリ科
ハクサンフウロ(白山風露)フウロソウ科 ハクサンハタザオ(白山旗竿)アブラナ科 頂上小屋を通過し、正面が月山神社(12:57)
池塘がある 月山神社で参拝する(中は撮影禁止) 三角点まで足を延ばす
他のカップルに撮ってもらう(13:19) 神社を後に クロユリを見に
初めてのクロユリに感動 散策路をUターン 存在感があるミヤマシオガマ
頂上小屋を後に下山開始(13:35) ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)ベンケイソウ科 稜線から真っ直ぐ降る
大きな岩の道はお花畑だ アイゼンを装着し、慎重に降る ガスがなければもっと絶景だろう
今日は昼食も行動食もこのトマトが主 帰路は尾根ルートを行く 雪渓を歩きながら山頂付近を振り向く
雪渓が終わる 本来の道は石畳 ハクサンチドリがたくさん咲いていた
ニッコウキスゲは、これから最盛期 シロバナニガナ(白花苦菜)キク科 ミヤマカラマツ(深山唐松)キンポウゲ科
マルバシモツケ(丸葉下野)バラ科 ヨツバシオガマ モミジカラマツ(紅葉唐松)キンポウゲ科
稜線歩きは気持ち良い 北西の景色、雪渓がきれいだ 石畳を上り返す
この辺のチングラマは花が終わっている 木道が続く エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆)リンドウ科
青い空が少し見えてきた この先のピークが姥ケ岳 花が終わっていないチングルマもある
イワイチョウ(岩銀杏)ミツワシガワ科 振り返ると山頂が見えた! バテ気味の家内も元気が出てきた
池塘がある 姥ケ岳にて(15:06) 木道は複線に
 今頃青空が広がり始めた 池塘を眺める家内   え?また雪渓・・・かなり急だ
▲歩いてきた稜線
最後の雪渓を降る リフト上駅に到着(15:36) リフトに乗る
リフト下駅が見えた(15:52) 「いきかえり まずは一服」だって 無事下山(15:56)
 
明日は、蔵王山へ
     
   
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