2019/7/6 蔵王山(1841m) 
東北の山 山形県
 コマクサを見に・・・・・
蔵王山頂P(レストハウス)〜熊野岳避難小屋〜熊野岳〜蔵王山頂P(レストハウス)
コマクサの花
 高山植物の女王と呼ばれている「コマクサ(駒草)」
蔵王山地図
  令和1年7月6日(金) 天気 曇り時々雨
■出発時間:午前6時00分(仙台市内のホテル)
■移動経路:仙台宮城I.C〜東北自動車道〜村田I.C〜一般道〜蔵王エコーライン〜ハイライン〜蔵王山頂P(所要時間約1時間30分)
■メンバー:2名(家内と私)
 昨日の
月山山行は、帰路に高速が渋滞し、夕食がやや遅くなったが、初めて食す牛タンしゃぶしゃぶに舌鼓を打つ。それにしても仙台は「牛タン」の店ばかりだ。
 さて、今朝も雨模様でそれでも昨日のことがあるので期待をして長い
蔵王エコーラインを走る。しかし、一向にガスは抜けない。有料の蔵王ハイラインは、時間が早いのかゲートは素通り、終点は広い駐車場でレストハウスがある。準備をして出発するが、ガスで視界はきかない。
 
馬の背と言われる道は木柱があって迷うことはない。期待の御釜は全く現れない。
 ガレバの急斜面になると
熊野岳避難小屋が見えてきた。霧雨は雨になり、風も強い。
 避難小屋から尾根に上がり、東に少し足を延ばすと北斜面にコマクサの群生地がある。初めてのコマクサに家内は大はしゃぎ。こんな雨の中をしょうがなしに付いてきた家内を見て「良かった」とほっとする。コマクサの花は、この弱い雨で丸い水滴が付着して何とも美しく可愛い。
 名前から馬面(うまづら)を連想するが、私には王冠のように見える。「高山植物の女王」がぴったりだ。ただ、初めて私もこの花を見たときは、予想よりとても小さいと感じた。それは家内も同じであった。
 コマクサと十分戯れて、次は
蔵王山の主峰「熊野岳」の頂上を目指す。と言っても平坦な稜線を15分ほど歩くだけだ。ガスの中、神社らしき建造物が見えてきた。熊野神社だ。その裏側に回り込むと山頂標識があった。二人で記念写真を撮り、風が強いので神社の中に入って休憩をする。ここでもお参りをして下山開始。帰路は避難小屋は経由せず、半時計回り道を下る。
 こちらのルートは、イワカガミなどのお花畑だ。展望は全くないが、花がたくさんあって楽しみながら歩ける。反対から登山者が数組登ってきた。結構高齢者が多い。
 
馬の背を退屈に歩いていると上りの登山者が増えてきて賑やかになる。中には団体の方たちも。「御釜が見れなくて残念だね」とつぶやいてる私。私が同情するのもおかしな話だ。
 レストハウス周辺は、観光客で賑やかだ。もちろんレストハウスは営業している。私たちは売店でお土産とずんだ餅と揚げ餅を買って車の中で食べる。今日は飛行機の時間があるのであまりゆっくりはできない。
仙台向けて車を走らせる。途中の遠刈田温泉(とおがったおんせん)で湯につかり、高速に乗るが、事故で渋滞に遭う。イライラしながら予定を早めにこなしてきたが、結局予定時間にレンタカーを返却し、少し遅いランチを仙台駅で食べる。もちろんビール付きで。慌ただしく電車に乗り、無事仙台空港に。飛行機では仙台に着いた日からのことを思い巡らせて眠りについた。福岡から我が家に戻ったのは午後8時過ぎていた。今日も山に自然に感謝!!
■コースタイム
山頂P-(35分)-分岐-(7分)-避難小屋-(15分)-熊野岳山頂-(15分)-分岐-(35分)-山頂P ※休憩時間含まず。全行程で約2時間10分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
ハイライン終点の駐車場()・・・今回借りたレンタカー
駐車場のすぐ上にレストハウス・・・未だ開いてない  
ガスって視界が悪い 熊野岳へ しばらくこんな感じ
ハクサンチドリ リフトへの分岐 避難についての注意板が設置されている
熊野岳避難小屋
ハイマツの花が面白い 避難小屋が見えた! 雪で埋もれても入れるようになっている
高山植物の女王
コマクサ 霧雨で瑞々しい 手のひらにのるサイズ
しばらく観察 よくわからない石積み ガスがなければ絶景なんだろうな
熊野岳頂上
熊野神社が見えた 神社の裏側にもこんな石柱が 山頂標識で
熊野神社
神社でお参り 下山は別な道を オノエラン(尾上蘭)ラン科ハクサンチドリ属
イワカガミ(岩鏡)イワウメ科 アップで ミネズオウ(峰蘇芳)ツツジ科
アップで アオノツガザクラ(青の栂桜)ツツジ科 イワカガミとアオノツガザクラ
ハクサンチドリの群生 お釜は見えない 仕方ない帰るか・・・・・
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いざ、遠刈田温泉へ(帰路の途中にある)
レストハウスでは観光客で賑わっていた 揚げ餅で腹ごしらえ
遠刈田温泉
遠刈田温泉(とおがったおんせん)神の湯 仙台駅から空港へ ちちゃい・・
   
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