鶴見岳(1374.5m)
2018年2月25日
御嶽権現社-鶴見岳頂上-馬の背-西ノ窪-御嶽権現社
▲雲海に歓喜(山頂手前)
 平成30年2月25日(日)天気 曇り時々雪
 ■出発時間:AM7時30分 北九州市小倉南区下曽根付近
 ■メンバー:男性8名、女性7名 計15名
 今年は1月からずっと冷え込み、雪も多かった。ところがこのところ寒気が緩み、最高気温は10度を超え、道路凍結の心配もない。
 暖かいのは良いが、天気予報は少雨、期待の霧氷は、とうの昔に諦めていた。
 「アイゼンいる?」と誰かが尋ねる。アタック山の会では、冬の装備としてアイゼンと防寒着は必須である。「念のため持っていって」と言うのが山行リーダとしての責任である。
 神社の駐車場から
鶴見岳の南斜面を登る。予想していた積雪はほとんどない。
 
ロープウェイ山上駅を見下ろしながら頂上付近に着くと12時過ぎていたのでベンチ周りで昼食とした。賑やかな食事だが、粉雪が舞いだし、徐々に視界が白くなってくる。当然ながら寒さも増し、会話で賑やかだったランチタイムは、急に静かになり、片付けようとする物音に変わった。
 点呼をとって山頂への階段を上る。アンテナ群に囲まれた頂上は、全く展望が得られず、集合写真を終えると早々に
馬の背へと急な斜面を歩き始める。
 ところが、往路と違って細く急な登山道は雪が固まって危険な状態になっている。これが昇りならば、なんとかそのまま注意すれば歩けるだろうが、降りは危険だ。「アイゼン装着!」とかけ声をかけ、間隔を空け、久しぶりのアイゼンに格闘しながら無事装着。しかし、このときにどうも持病の腰痛を再発させてしまったようで帰路は痛みに耐えながら車も運転することになってしまった。
 南斜面と打って変わって北斜面は、雪が残っていた。深いところでは膝下まで埋まる。それを楽しみながら歩くのも良いものだ。
 
馬の背からその先の尾根は崩落して通行止めであるため、西ノ窪へと降る。九十九折りの登山道は雪がなくなるが、西ノ窪付近から雪は溶けずに残っていた。
 平坦なのでアイゼンは不要だ。固めの雪を楽しみながら踏みしめ少しだけ雪山を味わいながら歩く。予定していた
南平台は、時間と体力を考えパスすることに。往路との合流点で休憩して往路を戻る。無事駐車場に着いて帰りは別府SA、豊前おこしかけと高速道を全て利用し、何事もなく無事帰宅した。
 今日も山に自然に仲間に感謝!!おっと腰はかなり痛い。しばらくおとなしくしていなければ・・・・。
 ※過去の日記2011/12/25 
 
■コースタイム
 
御嶽権現社駐車場-(5分)-御嶽権現社-(40分)-合流地点-(70分)-鶴見岳頂上-(30分)-馬の背-(20分)-西ノ窪-(20分)-踊石-(25分)-合流地点-(45分)-御嶽権現社駐車場
※休憩時間及びアイゼンの装着取外し時間は、含まず。全行程で約5時間かかりました。距離7.1km、標高差688m 
今回の歩行コース(地図上でクリック)
駐車場で準備体操(9:50)
出発(9:55)
獄権現社(10:01) 左奥に登山口 自然林は天然記念物
苔の岩がゴロゴロとある 緩やかな勾配が続く 真っ黒な土に火山を感じる
急な斜面を登り切ると 青いプラスチックのベンチが 平坦できれいな樹林帯
林道を横断(10:27) 蔓に巻かれたのだろう ルンルン気分で
鶴見岳の頂上付近が見えてきた 合流点にある奇木(10:45) 溶岩の岩
本格的な昇りに入る 道は九十九折り カエデも多いので紅葉もきっときれいだろう
勾配がきつい 「立入禁止」があちこちに がんばれ!!
巨石がころがっている 古そうな木だ ロープウェイ山上駅との分岐点
雪が残っている ロープウェイ山上駅を見下ろす 雲海だ
山頂のアンテナ群 ここでランチタイム(12:02) 道は凍結しているところも
 階段をあがる 山頂にて12:30)  ガスって見えない
西斜面から南平台のピークを見下ろす 急斜面を降る  鞍ケ戸のピークがわずかに見える  
 アイゼンを装着する  雪はカチカチ  登山道だけ凍り付いている
 結構積雪は深い 雪を楽しむ一行   油断すると埋まる
誰かが造った雪だるま   この辺りが一番雪が多い 振り返る 
 馬の背  この先は立入禁止、ここより左に(13:17) アイゼンを取り外す 
 滑るので注意 おっ雪が深い  西ノ窪分岐(13:37) 
 沼のような景観  南平台への分岐(13:50) 結構雪がある
 巨石 踊石(14:02)   斜面を巻くように進む
 松の木が多い 巨木の横を通過  合流地点(14:28) 
 合流地点からは往路を戻る 降りは滑るので注意   「下山道」と「一気登山道」の道しるべ
 立派な登山届入れ 再びお参りして(15:07) ゲートを抜け 
 無事下山(15:15)    
   
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