2014/3/8〜3/9 対馬の山旅
1日目
洲藻白岳(すもしらたけ)・有明山(ありあけやま)
 NO2 有明山(558.2m)
 
 前ページ(洲藻白岳へ)
  ガイドブックにもあるが有明山対馬の嶺」と呼ばれ、万葉集でも詠まれたという名山ということだ。おそらく今朝飛行機の窓から対馬を見下ろしたときに一番に目にはいった山だったのではないかと思う。
 ガイドブック(新分県登山ガイド「山と渓谷社」)では、
厳原港から清水山を経て有明山山頂へと行くルートが記載されているが、それだと時間的に無理があるため、先輩方のホームページ等を参考に上見坂からのルートを歩くことにした。
 
洲藻白岳登山口から約50分かけてチェーンが掛けられた登山口に着く。ここからの道は稜線沿いに延びているためアップダウンは緩やかで歩きやすいが、アンテナや施設のための道のようなので趣には正直欠ける。
 落ち葉が積もった広い道までくるとようやく登山道らしくなり、快適な歩きを楽しむ。
 有明山1.5kmの道標がある場所は他にも立て札などがあって登山口らしき雰囲気で道は本格的な登山道となり勾配もきつくなる。
 潅木帯に出るともう頂上が近いと感じる。今朝は青空だったのに雲が広がり、雨でも降りそうだ。振り返ると先ほど歩いた洲藻白岳が見える。
 山頂は広い草原でもちろん眺めも素晴らしい。どんよりとした空なので少々残念ではあるが・・・
。山頂標識で3人の男性登山者が写真をしきりに撮っている。会話を聞く限り韓国の人である。
 その三人も厳原へと下山して行くと他に登山者はなく、この草原の頂上は私たちだけとなり、二人ではあまりにも広すぎるが、なんだかそれが満足感となるのが不思議だ。しばらく眺めを楽しんで下山は往路を戻る。
 計画よりも早いペースで行程を消化し、もう一座と言いたいが、かなり疲れたので今夜宿泊予定のホテル付近で明日の昼食とお土産を買うことにして厳原の街に入る。おどろいたことに大きなショッピングモールがある。スーパはお馴染みのレッドキャベツ、そしてうどん屋さんやパン屋さんなどあるが、やはり韓国の人で賑わっている。
 ホテルにチェックインする頃は既に17時を過ぎていてホテルでは夕食がないので近くの小料理屋さん(汐路)でおいしい料理とお酒をいただく、登山後のお酒はやっぱりうまい。
 今日も自然に山に地元の人に感謝!!
 明日は、竜良山御岳を歩く。
<コースタイム>
 チェーンゲート-(50分)-登山口-(30分)-山頂-(20分)-登山口-(40分)-チェーンゲート
※休憩含まず。全行程で約2時間50分でした。
 翌日の竜良山へ
 
今回のルート(クックで拡大)
ここを左に
有明山周辺案内図がある チェーンがかかっている(13:07) この道を進む
ARIAKEと書かれている 有明山3.7kmとある(13:20) コンクリートの道もところどころある
右は植林帯、左は自然林 落ち葉が積もって歩きやすい ここは右
先ほどを左に進むと行き止まり 登山口(14:00) 勾配はきつくなる
整備されている 石がゴロゴロとある場所も 潅木帯に出る
サルトリイバラを見ている 落葉樹のきれいな場所 木が無くなって来た
洲藻白岳が見える 池塘 カエルの卵?
広い草原 南側が開けている 山頂にて(14:33)
仲良く 往路を下山中(15:02) 往路は上りもある
椿が見ごろ 作業道を戻る お疲れ様でした(15:45)
厳原の八幡宮神社 今夜宿泊の部屋 近くの小料理屋で乾杯
明日は竜良山と御岳
この店の名物のギョウザ 対馬名物トンチャン
     
  次ページへ   
     
山日記トップへ