2015/9/21 烏帽子岳(1126m)宮崎県
林道登山口〜登山口〜ししの平〜烏帽子岳山頂〜権現山(往復)
※記録した写真(メモリカード)を紛失したため写真掲載ができませんでした。 
▲今回のルート
 
 
 ▲ししの平にて(iphoneで写した唯一の1枚)
 2015年9月21日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:午前6時00分(西米良温泉付近) 
   登山口到着時間:午前7時15分
  ■メンバー:単独
   山と渓谷社編「九州百名山」の旧版と新版の山巡り、昨日は白髪岳、今日は宮崎県の烏帽子岳である。
   
白髪岳からの移動時間は3時間以上かかるが、昨日西米良温泉まで移動してきたので今朝は1時間程度で
  で登山口に着く。
   国道219号線の
銀鏡(しろみ)トンネルの出入り口(熊本側から来ると出口)より県道39号線に入り、川沿い
  の道を進む。集落が見えてくるとここまでトイレも店もなかったが「
山の駅 銀鏡」とあるので立ち寄る。
   しかし、未だ開いていない。ここには案内板で付近の山の散策コースなどがあって結構整備されているようで
  ある。また、いつか訪れてみたいと思いながら、今回はトイレだけお借りして先に進む。
  しばらく進み左手のスーパ林道に入る。道は舗装されている。しばらく進むと斜めにコンクリートの道が見えて
  
烏帽子岳の標識がある。ここが林道登山口で車で未だ行けそうだが、悪路と情報を得ていたので今回はこの
  辺りに車を停め、林道をしばらく歩くことにした。
 
  コンクリートはすぐに砂利道になり、植林帯のごくオーソドックスな林道である。ジグザクに歩くのでのんびりと
  歩けるが、何しろその分距離がある。
   30分以上歩いてようやく朽果てた登山口の標識があった。林道がカーブする所で広場のようになっている。
   ここから急斜面を登って尾根に取り付く。登山道は不明瞭なのでとにかく尾根に登り、尾根に出ると尾根沿い
  に歩く。わかりにくい登山道はおそらくあまり登山者がいないためであろう。
   地図を見ると左側が切れ落ちているのがわかる。しかし、それにしても急登が続く。まるで祖母山黒金尾根
  のようである。
   全身を使う所も多い。途中開けた場所が何度かあるが、断崖絶壁の山肌が頂上部に現れるとこの山の姿が
  なかなか良いことに気づく。
   きついきついと言いながら「ししの平」と言う開けた場所に出る。百名山の本には「広場」とあるが、決して一般
  に言う「広場」と言う広い場所ではない。ここから頂上部を見上げると露出した岩肌が現れて烏帽子岳らしさが覗
  える。
   ここで愛妻に写メールを送る。これが唯一の写真となった。
   山頂までとにかくきつい登りが続く。そしてようやく狭い頂上に着いた。西側の展望が望めるが、狭い山頂はス
  スキに覆われとてくつろげるような場所でない。早々に次の目的地権現山へと縦走する。と言っても10分程度で
  到着である。権現山の頂上はコウヤマキの木に囲まれ、展望はない。祠があって西側絶壁に大きな錆びた鎖
  が下がっている。昔、修験者がこの山で修行をしたのであろう。ここは広いが薄暗く落ち着かないので早々に
  下山することにした。下山は往路を戻るが、急斜面なので登り以上に神経を使う。
   そして「ししの平」で早目の昼食をとる。このルートで唯一落ち着く場所である。
   急斜面を降り、長い林道歩きを終え、無事登山口。とにかく「きつい山」であった。
   明日は、いよいよ最終日。大崩山系の鬼の目山を歩く。そのためここから3時間以上かけて移動である。
   途中、南郷温泉にて汗を流し、スーパで食料を調達し、今日の宿泊地へと向かう。
 ■コースタイム
  林道登山口-(30分)-登山口-(50分)-ししの平-(60分)-山頂-(10分)-権現山頂上-(10分)-山頂-(45分)-
  ししの平-(35分)-登山口-(25分)-林道登山口
  ※休憩時間は含まず。全行程で約5時間でした。
 ■行程
  林道登山口(7:22)-登山口(7:57)-ししの平(8:54)-山頂(10:00)-権現山(10:11)-山頂(10:32)-
  ししの平(11:20-11:35)-登山口(12:05)-林道登山口(12:29)
 ■標高差と距離
   標高差689m 距離7.35Km 
 翌日の鬼の目山
   
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