2016/8/20〜21 白山 はくさん(2702m) | ||
初日(No2) | ||
別当出合-砂防新道-御前峰-室堂 | ||
▲トリカブトなどの花の群落 | ||
▲鞍部に黒ボコ岩が見える | ||
▲御前峰より大汝峰(左)、剣ケ峰(右)を見る | ||
前ページからの続き 南竜分岐に着くとこれまた多くの登山者が休憩している。私たちも休憩だ。 ここで地質調査会社の方が二人南竜側から歩いてきた。一人は、作業着に長靴を履いた若い女性である。他の女性登山者から質問を受ける。もっともである。 もう一人の先輩(上司)らしき人は私と名前が似ているので声をかけた。ここが活火山なのは知っていて確かめてみた。 賑やかな花と人の登山道をさらに歩く。途中で水場があるが延命水では青年が根気よくペットボトルに滴を落としていた。 最後の急登を喘ぐとこれまた登山者で大賑わいの黒ボコ岩に着く。ここで腹.ごしらえして 室堂を目指す。ここからは湿原の中、御前峰の頂上部を眺めながら木道を歩く。気持ち良い。ゴロゴロとした石の登山道はハイマツ帯の中を急登する。 そして室堂センターに到着。チェックインが13時からと聞き、荷物を置いて御前峰を目指す。楽そうな傾斜だが、これがきつい。空気が薄いせいもあるようだが、ここまでの疲れが出たようである。頂上手前に奥宮があってお参りをする。そして山頂に立つが、ガスに覆われてきた。それでも大汝峰、剣ケ峰を一望することができた。 他の登山者に写真をお願いして全員で写る。これが初めての集合写真となる。 池巡りはガスのせいにして取りやめ、そうなるとビールが頭に浮かぶ。早々に往路を戻り、チェックインして部屋に荷物を置き、皆で乾杯! 今日の疲れが吹っ飛ぶ。 部屋に戻り、寝支度をすると横になって寝る人もいた。私は、夕食までと一人で外をぶらぶらすることに。するとYMさんが、木のテーブルで一人で珈琲を点てていた。 それから珈琲の話などしているといつの間にか夕食の時間になった。その頃には雨粒が落ちてきて夕立となった。 夕食が終わって明日の準備をする。部屋に閉じこもるのがもったいない気がして再び一人で外のベンチでボーッとする。 雨はガスになって視界が良くない。それでもガスの切れ間にきっと星が見えると信じて待つ。そうしていると女性群がやってきた。一緒にベンチに座って私の話を信じて付き合ってくれる。風も吹いて体感温度はかなり低い。 寝る時間も近づいたので諦めて立ち上がるととたんに星が見えてきた。しばらく夜空を眺め部屋に戻ると我々の対面を寝床にする若いグループが部屋から慌てて夜空を見に出て行った。 星空などどこでも見れて何のことはないが・・・・・これでゆっくり眠れそうだ。 静かになった部屋は、イビキ合戦が既に始まっていた。よし、俺も参戦するぞ!!消灯 翌日へ ■コースタイム 別当出合-(45分)-中飯場-(100分)-甚之助避難小屋-(30分)-南竜分岐-(45分)-黒ボコ岩-(30分)-室堂-(30分)-御前峰-(25分)-室堂※休憩時間は含まず.全行程で約6時間。距離11km 標高差1456m |
||
キク科の花だが・・・・ | ||
ヤマハハコ(山母子)キク科 | ||
南竜分岐(09:58) | ||
南竜への道 | 黒ボコ岩目指す | 谷間を見る |
カライトソウ(唐糸草)バラ科ワレモコソウ | 水場で一息 | 花は相変わらず多い |
ハクサンフウロ(白山風露)フウロソウ科 | たくさんのダースベイダーのように見える | 落石に注意とある |
黒ボコ岩が見えてきた(下は水場) | 振り返る | 石段になる |
タカネナデシコ(高嶺撫子)ナデシコ科 | ずいぶんと登った | 頭上にあるのが黒ボコ岩 |
黒ボコ岩に着く(11:03) | ここで腹ごしらえ | 室堂を目指す(11:30) |
▲湿原が広がる | ||
▲御前峰が見えてきた | ||
御前峰を見ながら木道を歩く | 上りはゴロゴロした石の道 | ハイマツ帯を行く |
室堂センターに着く(11:58) | 多くの登山者で賑わっている | 荷物を置いて御前峰を目指す(12:15) |
室堂を背にして | ひな鳥が餌を求めているようなイワギキョウ | (岩桔梗)キキョウ科ホタルブクロ属 |
イワツメグサ(岩爪草)ナデシコ科ホコベ属 | なだらかな斜面だがきつい | 高天ケ原(たかまがはら) |
参道なので石畳 | 白山奥宮(13:03) | 頂上は多くの登山者で賑わう |
千蛇ケ池と大汝山、剣ケ峰 | 誰か立っている | 全員で |
東側の眺め | 大汝山 | 室堂センターに戻る(14:00) |
何と郵便局がある | きれいな小屋だ | 8人×4スペース |
翌日は観光新道ルートで下山する 翌日へ |
||
800円の高級ビールで乾杯 | 山小屋にしては御馳走 | |
次ページへ | ||
山日記トップへ |