屋久島の山旅 2日目 | ||
2014/4/20 太忠岳(1497m) | ||
NO.1 | ||
▲天柱石 | ||
2014年4月20日(日) 天気 雨 ■出発時間:午前7時頃(モッチョム岳麓) ■メンバー:カラス単独 前日(愛子岳)に引き続き、今日はモッチョム岳を歩く予定であったが、昨日の夕方から強い風と雨が朝になっても収まらず、しかも膝を痛めたSUMさんに屋久島屈指の難路と言われているモッチョム岳の登山は厳しいと判断し、急遽、太忠岳(たちゅうだけ)に変更した。太忠岳ならばヤクスギランドがあるのでSUMさんもはるばる福岡より来た屋久島を十分満喫できるだろうと考えた。さらに太忠岳の歩行時間は、約4.5時間程度なのでSUMさんを長時間待たせなくて済む。 ヤクスギランドに移動し、SUMさんと分かれて一人でヤクスギランド入口から入山する。モッチョム岳と違って樹林帯なので風はない。雨も小振りである。 時間が早いのか門には人がいない。入口にある協力金箱にお金を投げ込んで歩き始める。 木道の遊歩道が続いている。周りの情景はまさしく屋久島だ。千年杉を見てこれから屋久杉などの巨木に驚愕する時間が続くことになる。 今日は、登山者どころか観光客も歩いていない道を貸し切り状態で歩いている自分に満足なのか慰めなのかわからないが、「とにかく前向きに考えながら歩こう。」とブツブツと独り言を言いながら歩を進め、あずまやに着く。ここで一息。地図やGPSを確認する。 ここからいよいよ本格的な登山道となるらしく案内板には注意書きが記されている。 天文の森ではベンチもあって休憩ポイントにもってこいであるが、雨なのでゆっくりと休憩と言う気分になれず、早々に出発する。小さなきれいな沢を過ぎ急な坂を登りつめると岩屋のような巨石にぶつかる。おそらくここがガイドブックにある「大岩」であろう。岩を回り込み再び登り平らな沼地のような場所に出る。太忠岳0.4kmと標識があるが帰宅後調べたらどうやらここが石塚山へとの分岐点「石塚別れ」のようだ。 ロープがかかっている岩場を一登りして稜線に出る。巨石が多くなりわずかにアップダウンしてガスの中、目の前に大きな石が現れる。しかし山頂標識がどこにもない。見上げればやはり天柱石に間違いない。一旦、石の基部へ降って行くとロープがあったので這い上がると広いテラスになっている。セルフタイマーで自分を写そうとテラスの後方に立とうとするが風が強い。何とか苦労して1枚写す。ここから見上げて岩壁を写そうとするが雨がレンズに落ちて失敗する。 次ページへ |
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今回のコース(クリニックで拡大) | ||
ヤクスギランド入口(SUMさんとここから別行動) | ||
ヤクスギランド入口をスタート(8:00) | 遊歩道を歩き始める | 木道が続く |
最初の橋 | 下を見下ろす | 昔のヤクスギの伐採について説明板がある |
千年杉 | 吊橋を渡る | 橋から見下ろす |
マムシグサ | 道は登山道らしくなってきた | これぞ屋久島 |
古木についた苔が良い | これも巨木 | 根が太い |
露出した根は石に張付いている | 新緑もきれいだ | ひげ長老とある(8:48) |
この木はどうなってるんだろう | 株だけ残っている | 「あずまや」がある(8:52) |
蛇紋杉(倒木) | 木の階段 | 苔がすごい |
しばらくこんな感じが続く | 木の根がすごい | でかい株 |
雨宿りできそうなくらいでかい | 天文の森(9:19) | 案内板の裏にある奇木 |
ストックを置いてみた | きれいな沢がある | こりゃすごい |
広い場所に出てこの石の脇を入る | でかい!サルノコシカケ | ヒェー! 根を傷つけないように注意 |
標識が小さく見える | 面白い巨石 | シキミの花が咲いていた |
巨石にぶつかる(10:00) | ここには標識がある | 回り込んだ所 |
瑞々しいアセビの花 | 石塚分かれ(10:16) | ロープがある |
根が露出した木が多い | これも | 石はなぜか丸い |
この間をくぐる | またまたロープがある | 巨石だらけ |
ついに天柱石が見えた(10:28) | このロープを登ると | 平らで広いテラスに出る |
風が強いが何とかセルフタイマで写す | 再度見上げる | あーガスがなければ・・・・ |
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